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ウイズコロナの時代に求められるマーケッターとは

PRが求められている3つの場所/企業の広報部をサポートする会社とマーケティング部をサポートする会社ともう一つ広告代理店をサポートする会社があります。そしてうちは圧倒的にマーケティング部署のサポートを求められています。多くの方がPR会社というのは「新製品発表とかをきっかけにキャンペーンをやるので、イベントを仕込んでとりあえずメディアに出す会社」。それだけと思われているのは前時代的で少し残念です。

伝え続けるためにはコンテンツクリエティブが必要

自分たちが消費者に伝えたい価値をわかりやすいコトバと納得できるストーリーで伝え続ける機能がコンテンツを作るPR会社に求められることです。この「続ける」がスポットのキャンペーン発想だとなかなか実現しないので、新製品だけでなく、既存ブランドのリブランドが併行して求められていくと思われます。

マーケティングとクリエティブを切り分けない

一番残念なのはPR会社というのはクリエティブを相談できないと思われていることです。いいPRのプロというのはというのコンテンツクリエーターでもあります。消費者にとってわかりやすいコンテンツにするためには「クリエティブ」力がもっとも求められるスキルだと思います。

広告業界の転職する人の理由とは

最近応募して頂く方に多いのは「全部一気通貫でやりたい」というニーズです。これはプランナー、これは営業、これは媒体、これはクリエティブ、これはプロモーション、これはデジタルと細分化され過ぎてしまうとマーケティング課題とダイレクトに向き合うことができなことが多いのです。そのチームでまずはコンペに勝つことがゴールになってしまい、本来クライアントチームになって数字を上げたり、消費者の気持ちを変えることが難しくなってしまうことがあります。プレゼンしか呼ばれないなんてつまらないです。

続けた先にあるもの

時代が大きく動いています。「いいモノを作っても売れない」「いいモノがわかりやすく伝わらない」ということが起きています。しかし一時的に売れるだけならプロモーションもよいですが、「売れ続ける=消費者が気にいって納得して勝い続ける」のほうが大切です。自走してこそブランド。

100万リーチの先にある1万の気に入って買ってくれるロイヤルカスタマーを作り、その方たちに新しい情報を伝え続けること、それがクライアントからダイレクトに伝わることがやりがいにつながっています。

最後に

売れ続ける要件の95%は商品力です。しかしその95%を知ってもらうきっかけを作らないと一生ブランドと接点が持てなくなってしまいます。このコンテンツクリエーターになって売れ続けるコンテンツを深く長く作り続けてみませんか。キャンペーンやりました「で?」とならないことが大切だなと思います。



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