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働くための基礎体力は20代でつけておく

戦国時代、闘いにいくときは自ら武運を祈り、鎧を身につけて、草履をはいて、愛馬を飼いならし、周りと戦術を合意して戦場に出向きました。技を常に磨き、謙虚に身体を鍛えていました。言われてやるのではなく、自らを高めて戦場の手柄を狙っていました。

今はパソコンの前に、朝からなんとなく座っていることを労働と言うようになってしまったのです。当たり前ですが闘うカンジではないです。出かけない、話さない、闘わないでお金ををもらえて、そのままずっと働いたふりですめばよいのですが、なかなかそうはいかないこともあります。

現代は自ら誰か教えてくれるヒトを探しに、靴を選んで靴を磨いて靴を履いて、自分の意志で出かけなくてはいけない時代。誰も靴は履かせてくれません。携帯もパソコンも現代の武器。武器を使いこなすためには自分の頭が必要です。

誰とも闘わずご飯を食べるように、仕事が自然に繰り返されるようになればよいですが、そうなるまでには、迷い、不安、若いと、もっと自分が輝けるのでは?とか、もっと稼げるのでは?、とかもっとラクできるのでは?と感じてしまうのは仕方ないことかもしれません。経験がないから選択できないんです。実力がないことを認めるチカラがまだないんです。

だからこそ、社会に出た5年で仕事という戦場で闘える基礎体力と戦術を考えられる経験を身に着けてください。言われたことを嫌々やっていると成長できないし、周りからも頼られないし、心が疲れてしまうのです。言われたことをやるのではなくて、自分で考えたことを自分でやってください。28歳から30歳までに、自然に続けられるものに出会えると良いですね。

働いて5年くらい経過すると、頑張ってきたヒトとのらりくらりやっていた人の差が歴然と出てしまうのです。プライドが高いが、仕事に向き合ってこなかったヒトは、出来る後輩に抜かれた途端に「会社が悪い」と逃げるように辞めてしまうことがあります。この逃げる辞めを一度でもしてしまうと粘るチカラ「胆力」が身につかないのです。嫌だから辞めるからチカラがつかないのです

しかも、現代は人材は売り手市場。割と大きな組織や有名企業に中途でも門戸が開かれるようになりました。サボりたいヒトが、大きな組織だと目立たなくてラクは大きな誤解。大きな企業ほどシビアに個人の生産性をみています。目の前の仕事から逃げているとやたらと転勤と異動が多いヒトになり悲しくなんとなく頼られず、自分じゃなくてもよい仕事を押し付けられて一生を過ごします。

仕事という闘いに出向くとき、周りが靴は履かせてもらえないのです。自分のお気に入りの靴を履いてどんどんと闘いに出かけてください。自分の周りに仕事ができるヒトがいないと、おごってしまい1人よがりなイヤな奴になります。

こいつには仕事が叶わないと思う方と働くとよいと思います。そうするこで自然に成長できます。有名企業でも40代から早期退職が実施されています。のらりくらりなヒトが対象です。仕事が早く辞められてラッキーと思っていたら大間違い。働く基礎体力がないから次のステージがないことが起こり焦るのです。40代からの仕事が本当の自分の仕事。20代はその準備期間と基礎体力作りの期間だと思ってください。60代まで価値を出して働いてください

生涯賃金はありがとうの質と量で決まります。早く仕事を引退したいなと思っている人生より、75歳まで誰かにありがとうと言われるために働いたヒトが成功と生涯賃金を得ます、ありがとうと長く言われてくださいね


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