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自宅でも会社でもない第三の場所をもつ

自宅と働く町それぞれに行きつけの町寿司、町中華、町そば、町洋食、昭和の喫茶店、スパイスカレー屋、持ち帰り珈琲屋があります。会社は現在時差通勤で10時半スタート19時半定時。週1リモート。モーニングとランチはオフィスのある恵比寿で。モーニングは新聞や雑誌を読んだりネットニュースをみたりして過ごし、大きなかち割氷の水出しのアイスコーヒーから1日がスタートします。ランチは路面店の換気のいい店を選んでサクっとランチ。最近は中華かカレーなことが多く時間が合えばスタッフと二人で食べることもあります。

そして帰りは地元の店で。私はアルコールが全く飲めないので行きつけの店のカウンターで一人で夕飯。うるさいのが苦手なのでカラオケのある店と大きな居酒屋はもともと行きません。人と集まるのがご飯の目的だとこの自粛の時期は辛いに違いないと思います。

行きつけのお店が会社と自宅にあると一人で行動できるのがよいのです。顔見知りの常連やお店のスタッフとはお互いこの時期、頑張って乗り越えていこうね的な無言の連帯感が生まれてより親密になった気がすします。最近は早い閉店時間のところが多いので、ダラダラと過ごすことはなく食べたら帰るが基本。一人だから気を遣わず店から帰る時間も自由。この自由さがなかなかいいのです。

住む町と働く町に実家のちゃぶ台みたいな店があるのは楽しいです。そこの常連さんから地元の面白い情報なんかも得られます。親、上司や同僚、友人以外で自分のことを何となく気にかけてくれる近くの飲食店の存在は温かくもありがたい。グルメサイトの口コミが多くなくても、インスタグラマーが写真を撮影していなくても私にとっては最高の居場所です。自宅でも会社でもない第三の場所をもつことはこれからの時代に必要だと心から思います。

ごちそうさまのあとに「美味しかったです」とか「ここの珈琲好きです」とか一言添えるだけで充分。居心地をよくするのはまずは自分がリラックスすること。座ってもムスっと、食べながら携帯をいじりお会計もムスっと無言で帰ってしまっては、なかなか会話が生まれません。サービス業というのはお客様の「ありがとう」が一番のやりがい。この「ありがとう」をマスクごしに言うことを心がけるだけで何かが大きく変わると思います。

地元と会社にまずは1軒ずつ。帰りにニッコリとできるお店みつけてください。日々の幸せ度が違います。私は飲食店の他にジムといつも行く公園があり幸せになれます。

読んで頂きありがとうございました。


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