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アメリカで働くという事

日本人が居ない職場で日本人の自分を意識しないで働くのは30年ぶりくらいか。もっと若い時にこの経験を沢山したかったが、だいたいこういうのは忘れた頃にやってくるものだ。

アメリカ人と働く職場、、、というと白人が気の利いジョークを飛ばしている様な職場を想像する人が多いと思うが、シリコンバレーに限っては東洋人とインド人(インドも東洋だが)が圧倒的多数を占める職場が多い。まだ試用期間中だが、今働いている会社もCEOは中国系、社長は韓国系、以下自分が居る部署はベトナム人だったり、インド人だったり、と東洋系の有色人種が圧倒的多数を占める。会話は勿論英語だが、アメリカ生まれのNative Englishをしゃべるやつもいれば自分の様に母国語の訛りむき出しの英語でしゃべる奴も相当数居る。こういうメンバーが実はアメリカのハイテク企業を支えているのだ、という事はたまにニュースなどで耳にしたことがあっても、なかなかその風景は想像しにくのではないだろうか。

こうして書いているのもいま、ふと思ったから記しておこうと思い立ったからで、働いている最中はJohnが何人(なにじん)でNishaが何人か、なんてことは考えていない。訛った英語が来ても自動的にそれを理解しようとするし、自分の訛った英語も相手が分かってくれているかなぁ、、、と心配はするけど、いちいちそこで確認はしない。分かっていなければ多分相手がrephrase して確認してくるだろうし、最後は多分メールが来る。

こんな感じで最近の自分はやっている。Renoとの二重生活問題で将来難しい判断をしなければならないかもしれないが、まぁそれはその時が来たら考えればよい。今はこの生活を楽しもう。


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