えびたお

人生うまくいかせたい人の為のプロフェッショナル/ライフコーチ 生きづらい社会を攻略す…

えびたお

人生うまくいかせたい人の為のプロフェッショナル/ライフコーチ 生きづらい社会を攻略する鍵は、愛の理解と実践だと信じています。 フロムの著書を中心に愛とはなにかを解釈しながら、実社会でどのようなことが言えるかを落とし込んだ情報を発信していきます。

マガジン

  • 愛を学ぶマガジン

    エーリッヒ・フロムの名著『愛するということ』について自分なりにまとめています。

  • うまくいかない人生を脱却するための愛のマガジン

    私の愛に関する記事をまとめています。 これを読めば、愛とは何か、心の足枷をはずすにはどうしたらいいのか、 最高の人生を送れる人になるには。。。 そんなことがわかるかも。

最近の記事

弱者男性とされている人たちへ。

弱者男性についてのニュースを見ました。 僕は、弱者男性というレッテル自体あまり好きではないし、 愛を学ぶプロとして、 当該揶揄されるような人たちが弱者を脱却できないとは思ってません。 今回は、僕が持っている考えが、 そのように弱者呼ばわりされている人たち、 もちろんそれ以外のたくさんの人たちにも役に立つと信じているので、 一つ記事にしてみました。 これが、誰かの力になれたら嬉しいです。 弱者男性の定義 今回話そうと思うのは、言語能力は高いけどお金を稼ぐ能力

    • 嫌いな上司とうまく付き合うということ~愛のプロから見た視点。

      ここ何日か、春の予感ですね。 ここから三回寒くなって、四度目の暖かさが来る頃には、 この幸せに慣れてしまうかもしれないけれど。 それでも、温かくも柔らかい日差しと風を、 毎日からだいっぱい吸い込めることが楽しみでなりません。 それにしても嫌なタイトルですね。 特に20代の若者たちにとって、大きな悩みの種になるのがこの 嫌いな上司問題 ではないでしょうか。 今日はそれについて一家言、みんなの力になれればいいなと思います。 嫌いな人はどこにでもいる 「こんな

      • 自分を愛せる人になりたいあなたへ

        初めに ライフコーチのえびたおといいます。 僕は、人間とは何か、ということを考えることが好きです。 心理学、とか、哲学、とかそういうの。 複雑な家庭環境とか、うまくいかない人間関係を子供時代に経験すると、 そういうことに関心がいきやすいみたいですね。 また、大きく愛を失うという経験があると、 愛とは何か、相手がどんな気持ちなのか、ということに対して 敏感になっていく、ということがあるみたいですね。 実際、僕もその一人で、 二歳の時に母の育児放棄を受け。

        • 人生ライジングしたいあなたに。

          挨拶 2024年になりました。 2・2・2・11・23年ということで。 元旦零時に浅草であけましてした後に、日の丸にライトアップされたスカイツリーを見に行く道すがら、ちゃりんこ漕ぎこぎ素因数分解するところから本年もはじまりました。 よろしくお願いします。 さて、本年は活動していこうと思うわけです。 何をって、 コーチング です。 クライアントさん大!大!大募集です! そんなわけで、どんな方向けに、どんなコーチングをしていくのか、ということが書いてある記事に

        弱者男性とされている人たちへ。

        マガジン

        • 愛を学ぶマガジン
          5本
        • うまくいかない人生を脱却するための愛のマガジン
          0本

        記事

          あなたを規定するものと、心の自由

          疑問 最近ずっと考えていることがある。 多くの人は、心が自由な状態にないのではないか?ということ コテンラジオの民主主義回を聞いている。 ホッブズ、ロックときてルソーの紹介の時に、 自然状態と一般意思についての説明があった。 個人的には一般意思というのは、三人寄れば文殊の知恵とか 民主主義的な利益調整の末にたどり着いた結果論ということではなくて、 その時その時の社会善に向かって総合的に下した決断は、 我々に肯定的な発展と改善をもたらすんですよ、という信仰をみ

          あなたを規定するものと、心の自由

          振られた相手を諦めきれないのは執着か

          今は昔 2016年12月 こんなお返事をいただいた。 「大変申し訳ございませんが、現在お慕いしている方がいらっしゃいますので、お約束にはお応えできません。」 はやいなー。あれから7年も歩いてきたのか。 いやでもまだ7年しか経ってないともいえるのか。 一度距離を置いた人に、二年後に再開しようと約束をして離れたことがある。 僕は二年という長い期間、諦めなかった。 結果はかくの如きであったが、この結果に対して僕は全く不満に思っていない。 二年間引きずった? 当

          振られた相手を諦めきれないのは執着か

          男は恋愛で何を求めているのか

          愛されたい皆さんこんばんは。 こういうこと書くとたたかれそうでビクビクしているんですが、何百人とケースを見てきた身としては、こういうことが言えるなあという知見があるので、刺さる人がいればいいなと思って書きます。 ここで書くのは、言ってしまえば男を離さない方法です。 男→女のアプローチと、女→男のアプローチというのは、社会性や身体性に差があるため求めるものが同一ではありません。 今回は、女→男のアプローチで、どうして男が女を離さないのか、ということに絞って少し書き連ね

          男は恋愛で何を求めているのか

          日本人の愛の歴史観~最初の愛

          前回、愛についての概念的な部分をまとめました。 その中で、ボリュームすぎるので載せられなかった、愛の歴史観について、 今回は日本に焦点を絞って記載していこうと思います。 日本で最初の愛 日本の有史で愛が出てくる最も古い記録は、古事記であろうと思います。 吉田修作氏の『古事記における「愛と離別」』によれば、 「ウルハシ、ウツクシ、ハシ、などと訓読されている」とある。 この時点ですでに、中国の語義であった、慈しむ、憐れむ、親しむ、慕う、愛でる、という語義をやや離れ

          日本人の愛の歴史観~最初の愛

          愛を定義する

          【なぜ愛か】 記事の一番最後に理由を示したけれど、 現代社会に足りてなくて、かつ即効性すらある重要な概念だから。 が一つ。 もう一つは、シンプルに僕が最も大切にしている概念のうちの一つだから。 自分で大切にしているくせに、 愛とはなんですか? ということを一度も記していないので、 現時点での思考を言語化しておこうと思った。 また、この記事は一般公開にしている。 理由は、記事の最後に、なぜこの概念が社会生活に必要なのか というところまでつながってくるから

          愛を定義する

          セカンドパートナーを考える~人はなぜ浮気をするのか~前編

          こんな画像が流れてきた。 キタ!!! と思った。 遊んでいた経験のある人なら誰しも知っているんだが、 セカンドパートナーを求める紳士淑女はあまりにも多い。 その、こそこそやっていた水面下の情報が、 白日の下にさらされたなあという感覚があった。 そもそもセカンドパートナーとはどのように起こったのか 共時的に考える そもそも江戸時代には結婚と恋愛は別で、 結婚していようがお構いなく他に遊びに行っていたんだ!とか 言い出すと考えがぶれるので、今回はそういう話は

          セカンドパートナーを考える~人はなぜ浮気をするのか~前編

          自分探しの旅2023冬in自宅

          ずっと、自己とはこのようなものであると思っていた。 ところがどうやら、僕たちが自我だと思っているものは、 おおよそ神経伝達の副産物だったり、 感覚器や臓器に対する脳の推論の総体だったりするらしい。 だから、僕たちが自己だと思っているものはその本質は 身体性に依存した、生体信号の副産物だとして。 ということは、脳は、「自己」という幻想を無意識に我々に 見せていることにはなりはしないか? と思った。 つまり。 われ思うゆえにわれあり、の「われ」は、脳が作り出し

          自分探しの旅2023冬in自宅

          「幸せになる」「幸せにする」という勘違い

          結婚式という幸せ アンジャッシュの渡部さんが結婚式で大盛り上がりしているという動画を見た。 不祥事をやらかした芸人さんに色んな事を思う人がいるだろうが、 人間性とは別に、いい意味でやってきたことへの価値が顕れているような、 その才能を再認識させてくれるようないい動画であった。 渡部さん普通にすげえなって。 幸せとは何か おいしいものを食べたときは幸せである。 ぼくは、サイゼリアでミラノ風ドリアを食べ サイゼでしか飲めないQooのすっきり白ブドウを飲むと、

          「幸せになる」「幸せにする」という勘違い

          責任という言葉の束縛感が嫌いな方へ

          責任という言葉にいやなイメージを持っている それは私だ。 どうもこの言葉が嫌いだ。 教師一家で育ち、他の家よりも厳格な不文律が多かったが、 (今でも冠婚葬祭で帰るたびに礼節にうるさいなとは思う) 特に嫌いだったのがこの言葉だった。 私が心を病んだ時も、この重圧に押し負けた部分が半分くらいあった。 心が苦しくなる話ではあるが、 「お前はその義務を果たす能力のない能無しなんだな」 というときに、 「お前は責任のとれないやつだ」 なんて糾弾される ああ心がキュ

          責任という言葉の束縛感が嫌いな方へ

          現代人に必要なものは"気づき"ではなく、"愛の脱スピリチュアル化"ではなかろうか。

          何かに追われている現代人 先日、Xでこんな本がTLに流れてきた。 なにやら子供にこの本を与えた、ということをツイートなさっていて、 とてもいい本だよ!ということを宣伝していた。 僕は小学生ではないので、心底どうでもいいなという気持ちでスルーするところだったのだが、本の頭に書かれている文言に目が留まってしまった。 「99%の小学生は気づいてない!?」 それを受けて、こんなツイートをした。 本屋だって自己啓発やビジネス書を必ず置く時代に、 なんとも息詰まる話だなあ

          現代人に必要なものは"気づき"ではなく、"愛の脱スピリチュアル化"ではなかろうか。

          ドラッグやセックスでさみしさは解決しない

          孤立の話の続き:escape from 孤立回 エーリッヒ・フロムの著書『愛するということ』 を紐解いていく3つ目の記事です。 前回、孤立という概念を紹介しました。 世界や社会とつながっている実感がないこと が、根源的な寂しさ、不安、絶望を産んでいるのだ、という話をしました。 今回は、孤立を逃れようとして、 私たちはどのような挙動をとってきたのか そしてそれらがどのように「間違っている」のか そんな話をしていきます。 どれも、どれかが欠けている divi

          ドラッグやセックスでさみしさは解決しない

          孤独だからさみしいのではない~哀しき勘違い

          エーリッヒ・フロムの著書 『愛するということ』 をわかりやすくしていく記事、始まります。 内容にがっつり入っていくのは本記事からです。 マガジンの一個目はこちら↓↓ 孤立という概念 第一章は後程のお楽しみ。 いきなりですが、 第一章はすっ飛ばします。 なぜなら、この部分は、 読者にセンセーショナルな問題定義をすることで 考える入り口を作るために作られた、 構成上の章だといえるからです。 第一章では、愛がどのようにみなさんに 勘違いされてきたかを述べ

          孤独だからさみしいのではない~哀しき勘違い