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やりたい事業7割:俗世を知る3割

今日は自分の頑張りたいことに全力投球する人々に向けて。
私自身、自分が頑張りたいと思ったものに出会うと寝食忘れて全力投球し、人との人間関係も疎遠になってしまうタイプです。
「物事を達成するには100%時間を投資した方がいいじゃん!」と思うタイプだったのですが、そうではなく「人生には遊びを取り入れた方がいいよ」という意見に納得できるものがあったので、なぜ人生に遊びを取り入れるべきなのか、といった視点で本日は語りたいと思います。
今後の生き方は、やりたい事業7割、俗世を知る(遊ぶ)3割です。

ぼーっとできる時間は豊かな証拠。経済的合理性から独立したものに熱中すると、巡り巡って、経済性の部分に返ってくる

近年の若者は、合理性を追い求めすぎていると言われています。例えば、動画を見る時間を短縮するために倍速再生するなど、目的なくゆっくり時間を楽しむという行為が苦手になっている気がしています。
しかし、経済的合理性からかけ離れたものに熱中することは、長期的に見てビジネス上での自分の強みにもなり得ます。
昨今、均質化が進む社会の中で、物事の差別化が難しくなってきています。
そんな中、経済的合理性を追求しない、自分のスキルに掛け算できるものがあると、将来的に自分のビジネスの糧になるのです。
例えばパワポ芸人の豊間根さんも、自分の趣味でパワポ追求を始めたところ、企業のパワポ研修を受けるようになり、趣味が仕事に転換されました。
最初から何か趣味を見つける・遊びを取り入れることで稼ごうと思うと、成果への期待値が高すぎて続かず、本末転倒になりそうですが、好奇心を多く持って物事を吸収することは自分のスキルセットを増やす点でも効果的だと思います。

マジョリティの感覚を知ることで、新たなアイデアが思いつく

自分が興味のないことでも「くだらん!」と切り捨てず、ビジネス的に見てどんな示唆を得られるか考え続けることが大事です。
例えば、誰かが口を漏らしていた時に「こんなサービスあったらこの課題も解決できるのでは?」と発想を転換させたり、流行を取り入れてみて世の中のトレンドを知ったりすると良いです。
またそうして知った俗世について、ビジネス観点でディスカッションすることで、学びが深まるとのこと。
ただ単に「遊ぶ」のではなく、自分の事業にとってどう学びを得られそうか、色眼鏡をかけて観察し、考えることが大事なのです。この思考法は、自分の努力によって売上にボラが生じるフリーランスや起業家の人は持っている感覚だけど、サラリーマンは持ちにくい感覚らしいです。

これまで遊ばず真面目にやればいつか結果はついてくると思っていましたが、学ぼうと思えばどこからでも学べるし、テーマが多様で深いほど、今後の人生の糧になります。
年末にかけて家でこもって勉強するつもりでしたが、ちょっと俗世を観察してみようかと思いました。


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