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B.O.L.T ラストライブ The Last【感想】

2023年4月15日(土)、天気は雨。KANDA SQUARE HALLにて行われたB.O.L.T最後のワンマンライブ、The Lastに参加してきた。

私がB.O.L.Tを観たのは第1回スタプラフェス、第3回スタプラフェス、Accentリリイベ池袋、GIG TAKAHASHI広島から数えて5回目になるが、ワンマンライブはこれが初だった。


入り口正面
入り口左側


開場BGMはB.O.L.Tの曲のインストが流れる。開演5分前のアナウンスでコールがしれっと解禁されて場内がワァっと盛り上がった。
自分は初現場だけど、何かジーンと来てしまった。士気が高揚してる場内の熱気に、今日は熱く楽しい現場になるぞって予感させられて高まった。

オタクの方々が「SLEEPY BUSTER」のインストにコールを入れたりクラップを入れてて、お祭りも既に始まってて、これからのライブを全力で楽しんで見送るんだなぁと私にとって最初で最後のライブであることもひしひしと感じていた。


セットリスト

OP映像
M.1 星が降る街
M.2 ここから
M.3 夜更けのプロローグ
M.4 宙に浮くぐらい
M.5 Make Up
M.6 D.T.F
MC(自己紹介)
M.7 Don't Blink
M.8 Yummy!
M.9 Mord Fantastic
M.10 JUST NOD
M.11 Catch The Rainbow
M.12 SLEEPY BUSTERS
M.13 New day Rising
MC(衣装について)
M.14 BON-NO BORN
M.15 BY MY SIDE
M.16 未完成呼吸
M.17 Hear You
M.18 HOT CAKE
M.19 スーパースター
M.20 axis
M.21 雨のち晴れ
M.22 風を抱きしめて
M.23 わたし色のトビラ
M.24 足音
M.25 USHIRO-META-I
M.26 Accent
M.27 Reborn
M.28 まわりみち
M.29 One Life
M.30 淡い空
M.31 夕日の後の夜に
M.32 夜を抜け出して
EN.1 寝具でSING A SONG
EN.2 Prease Together
MC(記念撮影・挨拶)
EN.3 スマイルフラワー
EN.4 OUR COLOR
ダブルアンコール 星が降る街
MC(挨拶)
ED映像

個人的に何となく映画を観ているような、ukkaのALLOUTの開幕の映像を思い出してた。

~星が降る暁の空~1ブロック目(M.1~M.6)

1曲目はB.O.L.T始まりの曲「星が降る街」
個人的に直前に行ってきたイベントで出てた963がカバーしている「ホシノフルマチ」とB.O.L.Tの「星が降る街」聴けたら良いなぁと思ってたので後者が聴けてテンション上がった(ホシノフルマチは聴けなかったけど優勝してた)。

2曲目の「ここから」と3曲目の「夜更けのプロローグ」も予習してる中で初期の曲なんだって知ってたからアツかった。

4曲目は「宙に浮くぐらい」!私にとってはB.O.L.T出会いの曲だった。
スタプラフェスでまだ小学5年生の最年少で初々しかったあやなのが、今では中学3年生。
歌やダンスが間違いなく大きく成長を遂げていて、3年半の重みをひしひしと感じた。
ジャンプできて嬉しかった。

5曲目「Make Up」は予習不足の曲だったはずだけど耳に馴染んでて好きだった。早朝っぽい歌詞が好き。
6曲目「D.T.F」!サビのメロディーが渋谷系みたいに青空を突き抜ける感じが好き。「イエイ!」ってコールが爽快感あってカッコよくて気持ち良かった。

続いて自己紹介。青のペンライト掲げてなのちゃんの名前を叫べて良かった。各メンバーごとにカチカチペンライトの色を変えれて良かった。

~朝ご飯は大盛りメドレーで~2ブロック目(M.7~M.13)

7曲目は「Don't Blink」!テレ東系ドラマのどんぶり委員長の主題歌!好きなのでめっちゃ嬉しかった。B.O.L.Tグルメドラマタイアップ曲のオタクなので素直に嬉しかった。

8曲目は「Yummy!」。「Don't Blink」からちょっとメドレー形式で繋がってた感じだった。

9曲目「More Fantastic」!桜井日奈子主演のテレ東系ドラマ「ごほうびごはん」もめっちゃ好きなので嬉しかった!!

10曲目「JUST NOD」は初めて聴いた。

11曲目「Catch The Rainbow」は予習してた曲だ!ってなった。天候的に"雨"に関連する曲の一つが聴けて嬉しかった。

12曲目「SLEEPY BUSTER」。開演直前にインストが流れてたので場内はバッチリコールやクラップが温まってた。

13曲目は「New day Rising」。気だるい感じもあるけど未来に向けて明るい歌詞のロックな曲が、JUN SKY WALKER(S)っぽいなって改めて思ってた。るんぱんの「楽しい方がいいもんね~」がかわいいしコールの「ウォイ!」がアツくて楽しい。

続いてのMCは新衣装について触れる。
歴代MCを切り貼りして合体した衣装で、個人的には同じような歴代衣装の切り貼りした合体衣装があったベビレのラストライブを思い出してた。そもそもワンマン開始直前まで、最初で最後のワンマンはベビレのラストライブ以来だったなぁって思ってたので回収されて嬉しかった(?)。

~授業は君の隣の席で~3ブロック目前半(M.14~M.20)



14曲目「BON-NO BORN」
結構好きな曲なのでテンション上がった!
激しいロックな曲やっぱ好き。
あやちゃんがアイドル時代の山瀬まみに少し似てるかなってこの辺で思ったりしたような気がする。(山瀬まみは地声と綺麗な歌声使い分けててかわいい凄いアイドルだったんすよ…)

15曲目は「BY MY SIDE」
爽やかだしカッコいいしやっぱ好きだった。
ふとこの辺りでワンマンライブはコロナ禍直後だととっくに終わっている曲数だよな、と久しぶりにライブ中盤で疲労感を訴える身体からふと思った。

16曲目「未完成呼吸」は予習不足の曲だったけど良かった。ちょっと遠征の疲労感が押し寄せてきて、17曲目「Hear You」、18曲目「HOT CAKE」、19曲目「スーパースター」と立て続けに過ぎ去ってしまってた()

20曲目「axis」!自分の中でB.O.L.Tでハマった最初の曲だった。この頃からもっとハマってれば…とも思ったけど、雨の昼下がりに心地良い切なさを感じてやっぱ好きな曲だなぁと思った。

~帰り道は雨模様~3ブロック目後半(M.21~M.32)

21曲目。静寂からなのちゃんの口上によって「雨のち晴れ」。ちょうど会場の外は雨模様。4人のこれからの道も、オタクたちの道も、それぞれ晴れると良いなって思わせてくれた。

この道を 歩んだ 確かな軌跡が 青く空を染める 希望の先で 音が聞こえた未来

「雨のち晴れ」


そして、雨の湿った涼しい風を感じるような「風を抱きしめて」。「歩いて帰ろう」って歌詞の通り、ライブの後シンクロするとは思ってなかったけどこの時と同じでいい気持ちだった。

「わたし色のトビラ」「足音」、「USHIRO-META-I」とどこか家路に向かって近づきているような、終わりを感じていた。

「足音」は広島で聴けた曲だったから最後にまた聴けて嬉しかった。

その予感が当たったのか、最後のシングル曲「Accent」が来た。ちょうどライブ前に仲良くしてくれているオタク仲間の方と「歌詞がちぃちゃんのことがこの時には決まってたんじゃないか」「ロッカジャポニカの時に提供してたinvisible manner提供がここに来て」ということを話してたので、やっぱりこの曲は特別だよなぁとひしひしと感じてた。

もう孤独じゃないんだ 二人の日々は終わったけどもう戻れやしない 泡沫のようさ これからを世界を彩る Accent
もっと輝きたくて でもちゃんとままならなくて 自分らしさ隠して  余裕のある振りして 全然平気だよってやっば 変な感じって ありのままでいたいよ 心が叫ぶ痛いよ 足りないことこそ自分らしさだとやっと気づけたからさ

忘れたくても消えやしないからさ

「Accent」 歌詞一部

しかしここからもまだまだ続いた。「Reborn」「まわりみち」。B.O.L.Tの活動は終わっても、4人の活動は続いていくんだよなって思った。

そして「One Life」。第3回スタプラフェスで私がB.O.L.Tに再会した時、メドレーの「夜を抜け出して」を除くとB.O.L.T1曲目の曲。明るく爽やかな曲で良いなって思ってたけど、こんなに歌詞が別れの中でも前に背中を押してくれる曲とは思ってもみなかった。

「淡い空」「夕日の後の夜に」は曲名から既に夕暮れを感じるが、
「夜を抜け出して」で夜に戻って最後の曲になるのはさすがにアツかった。

弱った自分を愛せず 誰が愛せるの

「夜を抜け出して」

自己肯定マシマシの歌詞がめちゃくちゃ好きな曲なのでめちゃくちゃ沁みたし、嬉しかった。

アンコール

アンコールは声だしがしっかり解禁。ukka春ツアー福岡はアンコール無しだったので、懐かしい感覚というか、戻ってきたんだなぁと実感してた。
アンコール1曲目は「寝具でSING A SONG」から。「Plnase Together」と共に定番の沸き曲が来て楽しかった。「寝具でSING A SONG」は何気に初めてだった気がする。「Please Together」は名物の土下座ができた。体育館に集められて土下座させられてるみたいなカオスな光景を目に焼き付けて楽しんだ。

写真撮影は全員しゃがんで記念撮影。

MCの挨拶ではなのちゃんが涙ぐみながら「大好きです」ってファンへの愛を何度も伝えてファンも応えていた。こちらこそなんだよって、このレポをドラマの「どんぶり委員長」紅生姜の天ぷら回を観ながら書いてて改めて思った。

あやちゃんはライブ中定期的にファンがサインを書いた後ろの垂れ幕をずっと見たくなるって言ってた。手紙をしっかり書いてきたあやちゃん偉い。ちぃちゃんの面白写真のことをちぃちゃんに言ったら消してって言われてたの笑った。笑

あやなのは小学高学年から中学生にかけて3年半の時間の流れは大きいなと感じた。
あやちゃんがなのちゃんに感謝を伝えて抱き合った時、りなるりと同じように固い絆で結ばれた相棒でありライバルである関係性に胸が熱くなった。

ちぃちゃんとるんぱんもロジャポよりB.O.L.Tになってから話すことが増えたと言ってて、それぞれの濃密な3年9ヶ月が築いた絆を感じた。

アンコール3曲目は「スマイルフラワー」。個人的にフィロのスの「サンフラワー」思い出してた。お別れだけどあくまでも今を楽しむ。2年前に音楽番組の録画録っておいたこと思い出してた。

アンコール4曲目は「OUR COLOR」

これがB.O.L.Tだっ!って意思を感じた。やっぱりいい曲だなぁって思ってた。

そしてメンバーがステージを手を振って回り退場。

再びアンコール。最後だもんなぁ、、声だしでダブルアンコールできて良かった。

ダブルアンコールにより登場。B.O.L.T最後の曲は最初の曲の「星が降る街」

ジャンプして最後に沸いて楽しんだ。

最後に一人一人の顔を見て手を振って回る。
観客サイドもしゃがんで皆の顔が見えるように対応。一人一人を大事に見ていく4人の愛が伝わった。

最後はエンドロールの映像が流れて終了。まだ幼いあやなのちゃんがとっても成長していた。


最後はスクリーンにメンバーのサインとコメントが映し出され終了した。

B.O.L.T 3年9ヶ月の活動終了




終わりに

「星が降る街」でまだ暗かった空が、「夜更けのプロローグ」で薄明かるくなってるようなセトリの情景がこのレポ書きながら浮かんできた。
「宙に浮くぐらい」で朝日が昇って来たけど、「Make Up」はまだ早朝で肌寒いって感じがする。
「D.T.F」は日がそこそこ昇ってきた感じ。

2ブロック目はご飯をモリモリ食べて、学校に行き、3ブロック目前半は好きな子の隣の席でドキドキしながら授業を受け、3ブロック目後半は雨の中ゆっくり家に帰っていると日が暮れて夜を迎える。

アンコールで夜を過ごし、最後に「星が降る街」で1曲目の時間になり丸一日が経つという印象を受けた。

B.O.L.Tは「夜」や「雨」が象徴的な歌詞の曲が多いと思った。
夜や雨にはマイナスなイメージがあるが、B.O.L.Tのライブはその先にある「朝」や「晴れ」の「光」を感じた。

めちゃくちゃ個人的な話だが、私はスタプラで最初の生写真は初Sの平瀬美里ちゃんのサイン入り生写真だった。まだB.O.L.Tではなくロッカジャポニカの頃である。その平瀬美里ちゃんが結成当初いたグループを、彼女が抜けてスタプラフェスで初めて観て、「axis」に興味を持ち、アイドルフェスの配信を観て、第3回スタプラフェスにてようやくハマった。そこから翌日のリリイベ、GIG TAKAHASHI広島、今回のラストライブと遅れて駆け足になってしまったけど見送ることができて良かった。

そして白浜あやちゃん、青山菜花ちゃんはスタプラ研修生に加入!!
新しい道も晴れますように。


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