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やっぱり楽しい。(古いモノと古くないモノ)

『古いモノ』も『古っぽく見えて中身は新しいモノ』も『最新なモノ』も分け隔てなく好きなのですが、それぞれの違いを知るのって楽しいです。

*温故知新。

ココ1週間は、コレらでortofonの歴史一端を学びました。最新のモノを拝借できたので、シッカリと温故知新です。インプレッションは前編で書きましたが、昨夜、その真相を確認すべくウチの事務所にやってきた2名のお客様が、めでたく沼にハマりました。まいどありがとうございます(笑)。

左から
けっこう古いモノ、ちょっと古いモノ、最新のモノ。
MC-Q20、とっても良いカートリッジです。

長い歴史を纏うブランドと製品は、歴代の製品をそれぞれ検証すると本当に楽しいです。やり始めてしまって楽かったついでに、下記のモノもイジってみました。



*帰ってきたお年寄り。

バタバタしていて、なかなか引き取りに行けなかったのです。ちょっと問題ありな個体だったのですが、このたび元気になって帰ってきました。

SPU GTEです。

この個体、シェルケースはワタシの古巣が輸入元だった80年代のモノで、カートリッジ本体は60年代製。良くいえばハイブリッドですな。ま、いわゆる『ニコイチ』なのでビンテージ品としての価値はだいぶ低くなってしまいますが、それでもけっこうな貴重品です。


MCカートリッジなのにケースに昇圧トランスを内蔵しているという、よく考えてみればすごく理にかなっているortofon SPU GTE。要するにフォノイコライザーはMMポジションでシグナルを受けることができるワケですよ。

割腹の図

ortofon JAPANさんのWEBサイトがとってもよく出来ていて、GTシリーズの解説もされています。



アナログレコードについて学ぼうと思ったなら、真っ先にココを見るべし!



*やっぱり楽しい!

現行品と違って、ケースの素材はアルミです。

メンテナンスをしてくれたヒト、ビンテージ品に関する膨大な知識を持っていて、引取時にイロイロと教わったのですがワタシのスカスカ頭脳では入力しきれず。ま、とにかくSPU GTEだ、と。

一般的に『鉛のような音』なんて形容されるSPUの音色ですが、決して鈍重ということではありません。そして現行品とはやっぱり表現のニュアンスが違います。鉛の光り方が違うというか年寄りはドスが効いているみたいな。

やっぱり古きモノの味を知っていた方が、今のモノもより一層楽しめます。

コレは現行のSPU #1S。
今風で良くできたSPUだと思います。



*今週のまとめです。

昨夜のお客様とか日々メールでやりとりしているお客様とか、お話を聞いてみると、みなさんとっても真面目なのです。いまお手元で動いている機器たちが、はたして本当に正常な動作をしているのか?とか、これから自分(お客様)は何処に向かえば良いのか?とか、真剣に考え迷っていらっしゃる。

行き先について、ちょっと乱暴な物言いですけどね。
誰にでも合致する完全な正解って無いと思います。楽しい方向に向かえば良いのですよ。なので『楽しみのカタチ』をたくさん知り得るとよいですね。

そうそう、正解はないけど『間違い』はあります。間違いは即ち事故に繋がり危険な場合もありますからご注意を。迷ったら早めにガイド役に相談。

こうやってイロイロとっかえひっかえやっていると、こんなにニッチなアナログレコードに纏わる事案であっても、好みが分かれるんだろうなぁ。ワタシ個人的には『ドスの効いた古いモノ』が好みですが、最新鋭なモノが好きなヒトだっていますよね。

皆さんにとって、モチベーションが上がる遊び道具がたくさん見つかると良いですね。

という呟きでした。

ではまた来週に。
2023.6.14







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