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徒然初秋日記 インボイスとか色々

昼間の日差しはまだ時折強いこともあるが、ガンガンのクーラーが恋しいほどではない。秋刀魚の初揚げがニュースになったり、周囲では着々と秋への準備が始まっている。
果たしてどれだけ秋の期間があるかどうかは謎だが。
そして秋刀魚が高すぎる……(泣

一年のうち四分の三ももうすぐ終わりと思うと、もう年末へ向けて準備とまではいかずとも心構えくらいせねばならないような、どこかそわそわと落ち着かなくなるのは、冬ごもり本能の名残だろうか。

本日は10月1日から始まるインボイス制度や、24年から施行予定の電子帳簿保存法などについて、色々自分なりに調べたり。
50万人超の署名とは……。
消費税という税金の性格や、財源確保(プゥー)の話はともかく、中小企業や個人事業主が遵守し、また国側も不公平や不備なく徴収できるようになるまで、どれほどの時間と手間とお金がかかるか。考えるとゾッとする。
日本経済全体の機会損失、いかほどのものか。

インボイス制度が実施されて後も3年+3年は免税事業者からの仕入税額控除について経過措置があるため、その期間中にどうかお上が「やっぱやめよ…」と思い直してくれないかな、と個人的には一縷の望みをかけている。


『パーフェクトブルー』(1998年、監督:今敏)が25周年ということで4Kリマスター上映されているらしい。
劇場での上映自体は明日にも終了で一歩間に合わなかったが、興味が湧いたので配信で鑑賞した。

2010年に46歳で夭折された今敏監督は『東京ゴッドファーザーズ』『千年女優』『パプリカ』など、優れた作品を残している。
1998年ということで古めかしさを感じるものの、忍び寄る狂気と、夢か現か境界線が曖昧になる様、鑑賞した後いくらでも考察を膨らませられる奥深さなど、色褪せないものを感じた。
インターネットがようやく人々の手にわたり始めた時期であり、またストーカーによる凶悪犯罪というものが認識されだした頃でもある。映画は流行の最先端であったわけだ。

描写が過激で観る人を選ぶし、あまり気軽に「オススメ!」とは言えない作品であるけれど、根強い人気があるのもわかる気がする。
同監督作品で、初めて見たのは『東京ゴッドファーザーズ』であった。もう随分前なので記憶が曖昧が、ストーリーが面白く後味も良かったように思う。改めて夭折が惜しまれる。

徒然の、本日日記終了。

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