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鬼に笑われても来年に思いを馳せる

今日も今日とて絶賛鼻詰まり中である。すこぶる辛い。
何の本だったか忘れたが、鼻が詰まっているとタイピングが出来ない、という描写があった。タイピング中は口呼吸ができなくなるものらしい。
さぁ打つぞ、と構えて息を吸い込み止める。それから一気に打つ。限界が来たところで手を止めてブハ―ッと呼吸を再開する。
そこまで一分の隙なく詰まっているわけではないが、分かる。確かにタイピング中は口呼吸がしづらい。慣れもあるだろうが。

辛い体調は脇に置いて、クリスマスが終わりそろそろ年始に向けて準備が始まる。といっても普段より念入りに掃除をして実家の手伝いをするくらいだが、それよりも来年はどんな年になるか、何をしようか、そんなことを考えて気がそぞろになる。

来年は是非たくさん旅に、そしてまた海外に出たい。
どこに行こうか。
タイやマレーシア、インドネシアなどの東南アジア諸国はどうだろう。バリ島は高校生くらいの時に家族旅行で行ったことがあるが、食事があまり合わず以来興味が湧かなかった。しかし最近になって周りの人がこぞって行っているので、ここは一つブーム(?)に乗っかってみるのも良いかもしれない。先達の案内も期待して良さそうだ。何より暖かそうだし。
一度も行ったことがない国、と言えばほとんどの国がそうなのだが、アメリカも訪れたことがない(ハワイ含む)映画でよく見るあれやこれやの舞台を一度くらい生で見てみたいものだ。聖地巡礼というやつか。
もう一度ジョージアに行くのも良いかもしれない。今年イタリアを20年ぶりくらいに訪れたが、「何度も行く」というのは案外楽しいものだ。その時の記憶が蘇るし、前回とは違ったものが見えてくる。行きそびれた観光スポットも訪れるチャンスだ。
国内も色々見たいものはある。
桜が咲き始めたら追いかけて北上していく旅など面白そうだ。
梅、ツツジ、バラ、紫陽花…。天上の花、花火も良いだろう。

旅行以外にもしたいことはある。
まず仕事。飯の種になるかどうか分からないけれど色々と手を出してやってみたい。
旅行に行くためにも稼がないといけないし、その旅行をまた本にできれば一石二鳥でもある。ただ宣伝、営業をもっと働きかけなければいけないだろう。その点も要チェックである。
そして仕事の為、趣味の為にも健康を保たなければならない。継続的な運動も課題だ。

と、陳腐なような壮大なような来年の計画を妄想していると、鬼が笑うらしい。
予測できるはずのない未来のことを言うと鬼でさえおかしくてせせら笑うという意味で、先々のことを呑気に話す人をからかうような時に使うが、ちょっと納得しかねる。
将来のことを話す時は、勿論世知辛い予測もあるだろう。
ロシア・ウクライナの問題はどのように変化するのか、コロナは打開出来るのか、少しマシになった気もするがまだまだ円安で厳しいし、日本は本当にオワコンなのか?等々……
むしろ暗い要素の方が多い気もする。
それでも、だからこそ、将来を語る時は明るいことを呑気に語りたいとも思う。鬼に笑われても構わないだろう。最後に自分が笑えていればそれで良いのだ。

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