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国境を超えて、今。

日本を出てから一週間程度。どうも日数、特に曜日の感覚が曖昧だが、それも面白がっている。
タイ、チェンマイでのソンクラーンを楽しんだ後、チェンマイ国際空港からシンガポール経由でインドネシアはバリ島、デンパサルにあるングラ・ライ国際空港に到着した。

フライトスケジュールはこんな感じ
チェンマイ 10:20 → シンガポール 14:25
(トランジット)
シンガポール 16:30 → バリ 19:00

タイのチェンマイとシンガポールの時差は1時間。シンガポールの方が1時間早い。そしてインドネシアの首都、ジャカルタであれば本来シンガポールとは逆に1時間の時差が生まれるのだが、しかし東西に長い為バリ島ではシンガポールと同じタイムゾーンに入っている。つまり時差がない。
なので8時間ほどの旅になったわけだが、この時差というのは実に不思議な気持ちにさせられる。
中学校くらいの地理の授業で下のような時差早見表を勉強した…はず。

シチズンHP(https://citizen.jp/support-jp/manual/terms/deeper_05c.html)より

アメリカやロシアのように土地が広大な為、複数のタイムゾーンをもつ国は他にもある。
授業やテストでの時差の計算や日付変更線を跨いだら…という問題はあたまがこんがらがって苦手だった覚えがあるが、実際に生身でそれを跨ぐ経験はなんだか心躍る。
同じく国境や、県境レベルでも楽しい。

関門海峡トンネルにある福岡県・山口県の県境も良き

実際の旅、タイからバリへの移動となったが、気候はよく似ている。多少バリの方が湿度がマシだろうか。
あと空気がきれい。チェンマイのひどい大気汚染と比べると数段マシである。きちんと空が青い。
そしてこれから1週間程度、バリ島行きを誘ってくださった方たち十数名でコワーキングスペースで一緒に作業をすることになっている。日本から遠く離れたバリでのワケーションというわけだ。

……仕事もないのにワケーション?

ある意味毎日がバケーションなのに?とは大いに思う。
会議室のようなある程度の広さと設備がある空間で、自分以外の全員が何かしらの仕事、作業を行っている。その中で一人ただ趣味レベルのnoteを書く。
流石に劣等感などがないわけないが、無職である事実はなんとも動かしようがない。ここは開き直るが吉だ。
せいぜい、noteの文章に集中すること、同じ空間にいる人達から何かしら仕事のタネでも見つけること、くらいだろうか。
初めて出会う人が大半である。コミュ障にはちょっとハードルが高いけれど、根底にはノマドニアというワークショップの繋がりがあるので多少話しやすい部分もある。

ある意味毎日バケーション、しかし引きこもりの自分にはこうした経験こそが必要なのかもしれない。
旅の醍醐味の一つ、出会いの一種だ。
誘ってくださった方には感謝しつつ、一週間を色々面白がって過ごしてみたいと思う。

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