アドバイスをアレンジしてない?

仕事を成功させるためにデータを取ることを意識している。
一回で成功させられればいいが、何度も挑戦しているなら改善策が必要で、そのためには「このやり方は失敗する」というデータが必要だ。

例えば、プロジェクトがうまくいかず、結果を出した人に改善策を求める。
それをそのまま転用すればいいのに、自分らしさを入れようとして変えてしまう。

これをしてしまうと、全てが台無しになると言っても過言ではない。
理由は以下に。

データが取れない

アドバイスをした人が「自分が言ったここと違うことやってるじゃん」となり信用を失う。
この人にアドバイスをしてもちゃんと守ってくれないから、次は教えてもしょうがないなと思われることも。

さらに、アレンジをすることでデータが取れなくなるということにもなる
どういうことかいうと、まずパターンを考える

1️⃣アドバイスをもらって、その通りにやる→成功する
これは自分のやり方が間違っていて、アドバイスが正しかったというデータが取れます

2️⃣アドバイスをもらって、その通りにやる→失敗する
この場合も自分のやり方とアドバイスの両方が間違っていたとわかるので、次の違う打ち手が考えられる

3️⃣アドバイスをもらって勝手にアレンジする→成功or失敗する
この場合は結局何が良かったのかわからない。成功したとしても、どの要素が反映されたのかわからない。結果的に成功はしているが再現性が低い。
また、失敗した時が目も当てられない。
データが取れていないから次の打ち手がわからない。何のためにアドバイスを求めたの?ってなる。

データが取れていないことに挑むとき、
「たまたま成功した」はあるけど、「たまたま失敗した」ってないと思っている。
たまたま成功したというのは原因がわからないけど、失敗したのならどこに原因があったか探ることができる。これを「たまたま失敗した」としてしまうと、次は上手くいくかもとなりうる。

書いていて思ったのだが、そんな思考になる人いる?
あまりにも楽観的だ。

やはり何かをするときはしっかり仕事と向き合って丁寧に進めていくことが大事になる。

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