スーパーの袋を持ち上げるのも無理になってきた。それは外側上顆炎では？

今回は腕や肘が痛いといった場合に多い症例を解説。
よくお客様から相談されるのがタイトルの通り、「スーパーの袋をもちあげるとき痛い」なんて場合。

肘が痛いときに多い外側上顆炎とは？

外側上顆とは肘の外側にあるでっぱりの名称。

この外側上顆が度重なる負担により炎症を起こしてしまうというのが外側上顆炎。

別名をテニス肘なんていいます。最近ではスマホ肘なんて呼ばれたりも。時代背景によって名前も色々でてきてますね。

なぜ炎症が外側上顆に起きやすいのか？

じつはこのでっぱり（外側上顆）

肘を曲げ伸ばしするときにつかう伸筋という筋肉が何個も集中してついている場所。

からだの中には、この外側上顆のように筋肉が集中してついている場所があるんです。このような場所は、集中しいるからこそ、炎症などもおきやすい場所といえるんですね。

スーパーの袋を持つと痛いのは何故か？

スーパーの袋を持ち上げる動作では図のように、手首を上向きにする力を加えることになります。

重さに耐えようと常に力を込めている為、肘に付着する筋肉が収縮。

結果として肘の痛みが出てしまうのです。

患部を安静にするのがいいのですが、なんせ使わないわけにはいかない場所。なので、なかなか治らない…どうしようと相談に来られる方が多いんですね。

外側上顆炎にお困りの方は、最寄りの専門家に相談してみてくださいね。

では今日はこの辺で！

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