クリスマスとて

今年のクリスマスを振り返る。

24日朝、寝る。寒く、うだうだと起き上がれないまま11時になる。ようやく身体を起こし、ブランチにごっつ盛りソース焼きそばを食う。仕事の支度をしながら猫のトイレを綺麗にする。綺麗にしたそばからおしっこをするので何度でも綺麗にする。これが幸せである。

シフトが午後からのため、ゆるゆると出勤。クリスマスイブのためやや混みあっていたものの、夜になると皆家に帰るのか、暇すぎた。やることがなく掃除をしまくり、時間を潰す。

21時頃帰宅。家族は既にクリスマスケーキを食らっている。遅れて食事をとる。クリスマスにお馴染みの骨付きローストチキンと同じ食卓に、豆腐や白米などの和食が並ぶ。統一感は損なわれているがようやくクリスマスらしいことをしたような気分になる。
明日は朝が早いため、甘さのくどいクリスマスロールケーキを食べてそそくさと布団に入った。

25日、クリスマス当日。朝5時に起床。仕事の支度をしながら風邪を引いている猫に薬を与え、トイレを綺麗にする。

7時出勤。いまいち取れない疲労感に苛まれながら仕事をするも、お客様のピりついた大声に泣癖が発症し、馬鹿みたいに泣く。手首をはさみでガリガリと引っ掻き気持ちを落ち着かせる。情けなくてたまらない。クリスマスとて、死にたくなる。16時退勤。虚無感を覚える。今日は酒を沢山飲むだろう。