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集中力よりも生産性をあげる、ポモドーロテクニック

質問箱に「長時間記事を書くとき、どのように集中力を高めてますか?」という質問が。
私はライターという仕事柄、加えて遅筆ということもあって起きてから寝るまで長時間文章を書き続けることもあります。

集中力は続くほう。ただ作業にとりかかるまでが遅い

結論から言うと、集中力を高めたり保ち続ける方法で悩んだことはあまりありません。一度ゾーンに入ると長時間座ってられるタイプ。執筆は好きなので、寝食忘れて没頭できます。
ただ、「さあ!やるぞ!」と座るまでが大変なんですよ。掃除しなきゃとか料理しなきゃとか、どんどん後回しになる。
またどうしても気乗りしない作業ってありますよね。私の場合は事務作業とかがそれで、こういう場合は集中が得意な私でも散漫になって、PCで別の作業始めてしまうこともしばしば。
先日二進も三進もいかなくなってツイートしたら、「ハゲどっと来い!」で共演しているARUHIさんからこんな返信が。

ポモドーロ・テクニックとは?

美味しそうな名前ですが、ポモドーロテクニックって一体なに?
この方が上手にまとめてくれてるので、読んでみると良いですが、

ざっくりいうと、25分作業→5分休憩を繰り返す仕事術。

「人間の集中力は長時間もたない」っていう理論で、短時間で作業と休憩を繰り返すことで集中力を高める方法です。

こんな短時間で、集中力って高まるの?

正直こんなに短時間で集中状態、ゾーンまでいけるの?と思うかもしれません。
私個人的な感想としては、集中力を高める・没頭するというよりは、作業効率を上げる・生産性を上げるというイメージです。

まず作業時間が25分と短時間なこと、そして25分後には休憩が必ずとれると思えば「とりあえずやってみるか!」と物事にすばやく取り掛かることができます。
で、最初の1回はぐだぐだ嫌々作業しながらも、あっという間に25分が経って休憩に入るのですが、2回3回と繰り返すうちに、

嫌な作業を長時間しなければならない
という感情から、

ポモドーロ・テクニックを続けている
という淡々としたルーチンワークとなってきて、作業内容が嫌かどうかはどうでもよくなってきます。

これがポモドーロテクニックの正しい効果かはわからないけど、結果作業が進むし、重い腰をあげるまでの時間がちょっと早くなった気がするし、作業後半の脳バテも減った気がします。

テレワークにこそ活かしたい

コロナ陽性者が増えて、テレワーク復活という方が多いと聞いています。
在宅での取り組み方に皆さんまだ戸惑いがあるようですが、ポモドーロ・テクニックは学校の授業に近いなと思っていて、「時間で区切る」親しみやすさは、「規律を守らなきゃ」って思いがちな日本人には向いてると思います。

それでは、また火曜日にお会いしましょう!バイバイ!

※8/8(土)収録の「TEN MINUTES」の一部を文字起こし&追記しています

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