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クラシック界は身だしなみが大事!お客様編


こんにちは、ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。

さて、先日書いた身だしなみ編第二弾。

お客様の身だしなみも気になるのがクラシック界。性別、年齢それぞれに合った服装が大事です。堅苦しいことを言わないでって思いますが、やはり常識の範囲では必要です。

特に男性はちょっと気をつけるが吉。ジャケット万能説。

これも女性は割と気をつけているもの。ジャージでいらっしゃる女性のお客様はまあいないし、髪がボサボサの人もなかなかいないです。やはり女性は見た目に気を付けていますよね。

しかし、男性はときどき「ちょっと気をつければ良いのになあ」と思います。

コンサートにもよるので一概には言えません。でも小さいサロンコンサートであっても、出演者がタキシードやドレスなのにTシャツやジャージでは雰囲気があまりにも違いますよね。よそ行きの格好をするようにしましょう。

例えば下がジーンズであってもジャケット着ればまだましです。中がTシャツでもジャケット着てれば普通に見えます。男の場合、ジャケットは最強です。レストランでもジャケット着てればそれなりに大丈夫。若い方も一つはジャケットを持ちましょう。

下はスラックスならちゃんとしてるし、綺麗めなズボンならチノパンでもジーンズでも許されます。

夏はどうするかというと、ジャケットが暑い場合は襟のあるシャツを着る。ポロシャツや襟のある半袖シャツなら大丈夫。

1番嫌がられるのはサンダルや短パンです。これは日本でも一部のホールでは制限されてるし、ヨーロッパのオペラ座やコンサートホールでは明確に禁止されているところがあります。

男性はファッションに気を遣わない人が多いし、休日に出かける服がカジュアル過ぎるものしかない人もいます。そんな人はぜひYouTubeでMBさんの動画などを見て勉強してください。私も参考にしました。シンプルに考えれば大丈夫。フォーマルとカジュアルのバランスは7:3です!

女性が気にするのはなんといっても清潔感

よく、清潔感のある男が好かれるって聞きますが、清潔感は本当に大事。スーツやジャケットでもシワシワだったり、襟や肩にフケが乗ってたり、襟や袖が黒かったりすると女性出演者も引いてしまいます。

また、難しいのは匂い。これって自分ではなかなか気づけないもの。特に一人暮らしだと家の匂いも自分の匂いに染まってます。服の柔軟剤の香りや香水などで気をつけるのが良いです。体を綺麗に洗うのは最低条件です笑

隣近所のお客様が不快にならないように、また、女性演奏者と面会する場合は特に気をつけることを薦めます。


男性の中には「なんでそんなことを!?」っていう人もいるかもしれませんが、演奏者もちゃんと気を付けているのです。あなたの好きな演奏者、素敵だなと思う演奏者はきっと身だしなみに気をつけているでしょう。その人と同じ空間にいると思ったら、自分だけ適当な格好ではバランスが取れませんよね。

とはいえ、クラシックファンの多くはちゃんとした身なりをしています。だからこそ、そうでない人が浮いてしまいます。身だしなみもクラシックの趣味の一つとして最低限の身だしなみでコンサートに行くことをおススメします。

ということで最低限の身なりについて書いてみました。ちょっと気を遣えば問題ないと思います。ぜひご一緒に良い空間を作っていきましょう!

蛯澤亮でした。

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