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「自社サ」から「SES」へジョブチェンジ!Youは何しにSESへ?!【中編:自社サ辞めます!】


前編はこちら
https://note.com/ebiebi_pg/n/nb0bcac64f9e9



なんでも自由なスタンスで開発できる自社サからSESへの転職をしました。
なぜそうしたか?

自社サの仕事内容の説明も含め、転職に至るまでの流れを説明していきます。

(最初はnoteでクソとか、うんことか言ってたのに、なんか、真面目な記事になってきたなぁー、書いてて面白くねぇー_(:3 」∠ )_)


<今日のたわごと>

1.自社サでのお仕事内容
2.自社サで働くメリット
3.自社サで働くデメリット
4.そうだ、転職しよう!
5.人生初の退職!
6.退職の言葉



1.自社サでのお仕事内容

客先常駐(偽装派遣)とは違って自社サは本当に自由に仕事ができる。

マジで。

よく、SESの案件募集とかで「JAVA経験3年以上の方募集」
とか、そーゆーのあるけど、
そういった縛りが無いのが自社サの良いところ。
(ただし、自分がメインエンジニアとなる場合に限る)




2.自社サで働くメリット


自社サを目指すエンジニアさんにはヨダレ🤤もんのネタでっせーーー
ほんと自社サは

・仕事をしながらスキルアップ!
・自由なスタンスでの開発!

が約束されている場合が多い!!!


そんな自社サの
メリット・デメリット の紹介です!



では、メリットいってみよーーー

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・自由に開発ができる

当時自分が選んだ言語はPerl(約20年前)。学生時代に補習授業で使った教材がPerlだったかたというとんでもない理由なんだけどねぇーーー…


もちろん、先輩が使っていた言語がPerlだったのもあったんだけど
自分は入った直後にメインエンジニアだったので自由に言語が選べる。

その他にもJavaScriptとかも使ってたし、今後の事も考えてPHP等も選んだりした。
(ちょうどPHPが流行りだした時期だったので)



・自由に勉強ができる

サービスを向上させるために次々と新たな技術を取り入れないといけない。

なので、

・ホスティングサービスをしよう
・メールマガジンを発行しよう
・キャンペーンサイトをつくろう

等々といった色んなサービスを実施するために必要なスキルを仕事中に堂々と勉強ができる。



ほら。。。

ここまで聞いたら自社サって楽しそうでしょうーーーー( *´艸`)

まぁ、でもね、隣の芝は青く見えるってやつね!!



次はみんなのお楽しみ


デメリットのコーナー!!!




3.自社サで働くデメリット

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・一人で全て担当しなくてはいけない

これは、自分が就職したところが、小規模自社サな会社だったからこういう状況だったんだけど、未経験駆け出しはよっぽどの天才さんじゃないかぎりこうなると思う。(彼らは生贄を募集してるのよー)

一人だから自由にできるメリットと引き換えに一人で全てやらなくちゃいけないというデメリット。

分かりやすい表裏一体。


じゃぁ、一人で何をするの??

ざっくりと上げると

1.客先調整:営業が紹介してきたクライアントとの仕様調整
2.環境構築:OSのインストール、DB選定等
3.実装  :プログラミングして納品物を作る
4.テスト :テストの時だけはバイト君が手伝ってくれた
5.リリース:本番環境へのリリース
6.運用  :リリース後のクライアントフォロー

細かい部分は省略したけど

これ全部ひとりでやんなくちゃいけない (*´Д`)ハァ…
「ぼく、未経験だからー、むつかしぃー」
とか、寝言を言うと殺されます。

ここでいう「クライアント」ってのは自社サービスの場合は社長。
受託開発の場合は顧客。

サービスを作るエンジニアとして
自社だろうが他社だろうが真剣に開発に取り組む必要がある




・時間単価じゃないので残業が増える

自社サ、って主に自社のサービスを提供して収入を得るので
「人月」なんてキモイ言葉は微塵も出てきません!

「今作るべき〇〇システムが来月までにできていること!」

ただそれだけのシンプルなお仕事なんだけど、未経験駆け出しエンジニアだった自分には

ちょーーーーハードルが高い。

毎日、毎日、毎日、365日が「〇〇システムができるまで帰れまテン」状態。(まじで)




・納品に間に合わないと給料が出ないリスク大



「大」
っていうか「確」なんですけどねw

良い子のみんなは分かっていると思うけどさ、
自社サってのは、自社のサービスで稼いでいる会社なのよね。
だから、サービスが提供できなくなったり、受託案件が納品できなくなると収益が止まる。
それに応じて給料が止まる。


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ホント分かりやすいですよねーーー(勝又さん風)

自分はプレッシャー耐性を獲得していたからなんとかなったけど、
先輩プログラマーはムチャクチャ病んでたw




4.そうだ、転職しよう!


ある日、転職しようと思った。
別に自社サが嫌になった訳ではない。

毎日が楽しかった…(マゾエンジニアなので)

毎日、毎日、毎日!(もちろん土日もだよーーー)
7:00~24:00
がお仕事の時間で

・顧客調整
・受託開発
・自社サイト運用
・自社サイト開発
・ホスティングサービス保守
・次期ホスティング企画

を担当してた。(一人でね。)

控えめに言って😌、月400時間労働はデフォルトである。

だが、

手取りは15万前後(ボーナス無し)


その状態で嫁さんが妊娠した。
でも、収入低くて旦那が家にいない…

このままではマズイので転職することにした。




5.人生初の退職!

さて、転職するからには退職せねば。ネバネバ。

社長に会社を辞めたい事を伝え、退職届を持って社長室へ突撃!

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いままで、さんざん無茶ぶりしてきた社長である。(; ・`д・´)
無茶ぶりするのに手取り15万。(14万の月もあるよ♪)
しかも社長さん、学歴主義者だったので国立大学のバイト君は手取り20万

という差別を受けていたw




今まで、安月給で。。。


ムチャクチャ!

ムチャクチャ!!

ムチャクチャこき使いやがって!!!



しかも!!

よくも今まで!!


ずっと今まで!!



自分が「有給休暇」って制度を知らなかったから、
散髪で休む度に給料減らしまくりやがって!!


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6.退職の言葉

転職活動時に転職希望先の他の企業と話をしていると
自分は「劣悪な環境でこき使われているエンジニア」らしいw

まじかよwww
ちょーうけるwww

辞めるときは会社と社長を超絶ディスって辞めてやる!!




そう心に誓って社長室へ入った。


いざ開戦!!






淡々と、




本当に、淡々と辞める理由を伝えた。


今後の生活が困難だという事。




そして。。。






何故か。。。。






泣きながら社長にこう言った。






自分が、、、スキルが低くて、、、
自分が、何にもできなくて、、、
だから、社長がやりたいって言ってたことも全部できなくて、、、
でも、自分はどんなに頑張っても、言われた事全部できないエンジニアだったのに、、、
言い訳ばっかりなエンジニアだったのに、、、
たくさん怒ってくれて、沢山喧嘩もしてくれて、、、
今まで本当にありがとうございました。






社長室でボロボロと泣いた。

まさか、泣くとは思ってなかった。






自社サのメインエンジニアだった自分。
駆け出し未経験エンジニアからの転職。


役に立てなかった。
本当にね。




全力で頑張っても。
毎月500時間近く働いても。
どんなに努力しても。




自分のスキルじゃ
会社の望むステージに持っていくことはできなかった。



クソエンジニアらしく、クソらしく退職する悲しさと。


お世話になった会社へ何もできなかったジレンマを抱えたまま、退職することになりました。






そして、自分は自社サを辞めて
SES企業へ転職する事となった。




つづく。

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