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お盆ボンボン ボンカレー。

今年の春に亡くなった祖父の初盆がありました。
お坊さんは師走だけじゃなくて、お盆も全力疾走なんですね。
読経をして、風のように去っていきました。
お忙しや。

祖父は家が大好きな人だったので、ルンルンで帰宅し、ゆっくりしていることでしょう。
「楽しんでおくれ、じいちゃん。」ってことで、大好きだった日本酒をお供えしておきました。

子どもって仏間とかの雰囲気を怖がるイメージがありますが、我が子は平気。
いつも実家に行くと2人で祖父の写真の前に正座し、話しかけています。

何をしていたのか我が子たちに聞いてみると
近況報告&最近、習い始めたフラを仏間で踊ってきたと教えてくれました。

生前、夏になるとアロハシャツを愛用していた祖父。
そして溺愛していたひ孫のフラ。
目を細めて喜んでいたことでしょう。
愛用していたアロハシャツは私が新婚旅行のお土産で買ってきたもの。

まだ実感なくて、ポカンと穴が開いたような感覚が続いています。
この穴は何年経っても塞がらない気がする。
それでも自分の命ある限りは、自分の人生を生きなアカンと思うわけです。

ところで
山形県の遊佐(ゆざ)町では変わったお盆の風習があるとか。
この地域ではお盆の時期に1秒でも早く帰ってきてほしいという思いを込めて、キュウリの馬やナスの牛ではなく、軒先におもちゃの車を吊るすんだとか。
農家にマイカーが普及した昭和40年代頃からこの風習が根付いたそうな。

車だと帰りも早く帰っちゃうのでは…という質問に対し
「エアコンもあるし、快適に帰れる」と町民の方が答えていました。
これでお盆の旅も快適です。

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