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本を欲する。

この夏は本を読んでいる時間がいつもより多いです。
暑くて外に出られない…というのが大きな理由の一つですが
何年かに一度、吸い込まれるように読書に熱中してしまう時期があります。
 
本をめくっている時間は現実世界から離れて、本の世界に没頭しているから、これってある種の現実逃避なのか!?笑
 
前回は2~3年前だったかな。
ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」の上下を読破したあと、そのままミヒャエル・エンデシリーズを読み漁り、不朽の名作「モモ」を読み終えたところで熱が落ち着きました。
 
今回は麻加朋さん。
先日、借りてきた「ブラックバースデイ」に始まり、日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した「青い雪」も読破。
序盤は登場人物の紹介や背景の説明が主で、ゆっくり物語が進んでいく感じでしたが、中盤からラストにかけてはドラマの伏線を一気に回収するかの如く、急展開。
この方の文章と表現力、私は好きです。
あと、プロローグとエピローグに毎回ゾワッとします。
1~2ページの短い文章なのですが「ゑっ!?」って。
 
麻加さん、まだ世に出ているのはこの二作だけなのでしょうか…?
新刊早よ。
図書館にも通っています。これまで自転車で行っていたけど、暑くて死にかけたので止めにして、今は車で行っています。
相変わらず小説コーナーをフラフラと歩き、目が合った本を借りて帰るシステムを採用しております。
 
作者の詳細も知らなければ、内容も知りません。本と目が合って、手に取って、最初の数行を読んで決断する。
一見でたらめなような気もしますが、意外と「当たり」を引くことも多いこのシステム。
 
「図書館」という場所だから出来るのでしょうね。
もし、読み始めて自分と合わなかったら返せばいいだけ。
図書館で読んで気に入り、書店で同じ本を購入したこともあります。
 
旦那さまには「よくそんなに本を読めるよね。俺は飽きちゃう。」と言われましたが、そういう旦那さまも読書好きなので、私とはタイプが違う読書家だと思われます。旦那さまは聴覚優位なのか、紙の本のほかに音声で読み上げるオーディオブックなんかも使いこなします。
私はたぶん視覚優位なので、文字を目で追ってじっくり読み進めたい派です。耳は難しいなぁ。
 
娘たちも図書館から借りてきた本を夢中で読んでいます。
選ぶ本もだんだん挿絵が少なく、文字が小さくなった気がします。そんなところにも成長を感じます。
でも、うっかり本と一緒に自分の貸出カードまで返却ワゴンに置いてきたことは笑えないぜ、次女。笑


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