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おにぎり。おむすび。おにぎし。

我が子の通う小学校は食育の一環として、家庭で家族のご飯を茶碗によそったり、おにぎりを作ったり家庭と学校が連携して教育を行います。素晴らしい。

授業の一部ということで、事前に「ご飯をよそる手順や上手なおにぎり作りのポイントをお家の人と考えよう!」みたいなプリントを持ち帰ってくるんです。
親子でポイントを考え、それを踏まえておにぎりを作ったらプリントにチェックして、また別の日に作って…の繰り返しです。

始めは丸型しか出来なかった我が子も数週間で三角おにぎりをマスターしました。
今朝はまだ外が暗いうちから起き出して、自分用のおにぎりを作りました。
ハマっているようです。でも、まだ1人で全ての工程を行うことができないので「ママ~!」と呼ばれます。仕方ないので寒い中、起きます。笑

さて「おにぎり」と「おむすび」あなたはどっち派ですか?
現在、この2つの食べ物に明確な違いはなく、同じ意味として使用されています。
しかし、昔の日本では2つの食べ物は少々意味が違ったり、時と場合に応じて使い分けたりしていたそうで。
調べたら、まぁいろいろ出てくる出てくる。

その一部をご紹介。
おにぎりは鬼を切ると書いて「鬼切り」で、おむすびは人と人の縁を結ぶという意味から「お結び」という説があります。

握り飯を投げつけて鬼退治をしたという昔のお話があるらしい。
米の呼吸・壱の型「鬼斬り」
うん、あるなコレは。このご時世、鬼切りってだけでヒットの予感。
農家出身の柱が先祖代々、受け継いできた呼吸法だ、たぶん。
「おにぎり」は魔よけや厄払いの効果があると伝えられてきたそうな。

おむすびに関しては「古事記」まで遡る。
その中に万物の生みの神とされる「高御産巣日神 : たかみむすびのかみ)」という神様が登場します。この神様の名前が由来しているとか。
「おむすび」はお供物だったそうです。

また古くから山を神様に見立てる風習があり、三角の山のような形の握り飯を「おむすび」と呼んでいた説もあるそうな。

他にも地域による違いがあったり、コンビニによって呼び名が違ったり。
諸説アリ。奥深し、握り飯の世界。

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