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かさましこ。

県境を挟んで隣接する栃木県と茨城県。
ここに群馬県を入れて、北関東トリオ。
魅力度ランキングでは毎年、下位打線で話題になる地域ですが、3県とも魅力満点。良いところだと思うけどなぁ…。

さて、今回は栃木県の「益子焼」と茨城県の「笠間焼」のお話。
この2つを合わせて「かさましこ」
実はこの2つの焼き物って地理的な距離はもちろん、歴史的にも深い関係にあるんだとか。
元々2つとも「信楽焼」の流れを組んでいるんだって。知らなかった。
知識なしの私にとって信楽焼はポンポコポンのタヌキ。他にも有名な作品はあるんだろうけど、タヌキのイメージ強し。
信楽の陶工の指導で笠間焼が生まれ、笠間で修業した陶工が栃木に来て益子焼を始めたらしい。
信楽焼きが師匠で笠間焼と益子焼はお弟子さんといった関係性でしょうか。

んでもって、ルーツがほぼ同じで、位置的にも隣同士の2県が「県境を越えて焼き物を盛り上げようぜ!」と始めたのが冒頭の「かさましこ」なのであります。

我が家、益子焼にはご縁がありまして。
愛用している日本酒のお猪口が益子焼です。渋くていいよね。
さらに絵付け体験で我が子が制作したお皿が4枚もあります。
あと「峠の釜めし」の器も益子焼。行くたびに買った結果、現在4つ。笑

この器で1人用の鍋を作ることが我が家でブーム。
美味しんだなぁ、これが。小さい土鍋のような感覚で扱いやすいのも嬉しい。

器のクオリティもさることながら、峠の釜めしこと「おぎのや」さんの公式サイトで本格的なレシピを掲載しちゃってるところも含めて好き。
ちなみに我が子に好評だったのはトマト鍋に始まり、チーズリゾットで〆る流れです。
これは食べ過ぎる!しかし、間違いなく美味しい!

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