見出し画像

白鼻芯。

私の住む街はそこそこ発展してるけど、8割方DOINAKAで構成されています。
住めば都。生活に困ったことは今のところありません。

さて、
DOINAKAの夜道にはいろいろな生き物が出現します。
ワンちゃん、ネコちゃん、タヌキちゃんくらいまでは日常茶飯事。
ときどきイタチちゃん。

見かけたら
「おいっす!」って、いかりや長介ばりに右手を上げて挨拶しときましょう。
全力で逃げていきます。

そんなDOINAKAライフを楽しんでいたある日、
あまり見慣れないフォルムの生き物に出くわしました。

目の前をササッ!と高速で横切る何か。
ネコにしては大きいし、タヌキにしてはスリムだし。イタチ!?

そしたら
ご丁寧にコチラを向いて立ち止まってくれたわけですよ。

長いしっぽ。
イタチみたいな雰囲気。
小さい顔にハッキリと描かれた白い線。

白鼻芯。
そう、ハクビシンさんでした。
動物園以外で初めて見たよ。

「おいっす!」って言うのをすっかり忘れ、
「君は誰だー!?」って話しかけたら全力で茂みに消えて行きました…。

ハクビシンさんはいたずら好きのようで、
時には誰かを知らず知らずのうちに傷つけてしまったり、
畑を荒らしたり、
家屋に住みついたりするらしいですね。

King Gnuとの関係性はあとで考えるとして。
久々に「オオッ!!」ってなりました。

あの日以来ハクビシンさんには会えていません。
季節を越えてまた出逢えたら
ハクビシンさん!と呼んでもいいかな。

見た目は可愛いけど、害獣らしい。
害獣なんだけど、鳥獣保護管理法によって守られている存在でもあるらしい。
なかなか複雑な事情をお持ちですな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?