今尻はらな

自然が好き、山のお仕事勉強中

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最近の記事

少食さんの気持ち

私がずーっと言い続けている 世間の一人前は多すぎる これは共感できる人数は少ないかもしれませんが、わかる人には深く共感してもらえるのではないかと思います。 少食が一番ネックになるのは外食です。 外食するとだいたい腹11分目になります。 例えばラーメン。 並盛り一杯でお腹いっぱいです。調子が良ければチャーシュー麺。 こちらとしてはラーメン一杯で満腹になりたくないのです。できることなら炒飯や唐揚げも食べたい。替え玉って言ってみたい。二郎系ラーメン食べてみたい。 例えば中

    • 小器用な私

      某予備校講師の林修先生のテレビ番組でこんな会話がありました。 「一番いけないのが小器用。チョロチョロっとやって帳尻合わせちゃう人が1番伸びない。」 ええ、私です。 「努力できない」 これが私の長年の悩みなのです。 小器用、器用貧乏、私はそういう類の人間なのだろうと大人になるにつれて感じるようになりました。 昔から外で遊び回っていたので運動神経はそこそこありました。 勉強に関しては宿題やテスト前の勉強を間に合わせでやるぐらいですが、成績は悪くないので学校の先生や私の

      • 木の値段

        皆さんは木がいくらで売買されているかご存知ですか? 私は今の職業に就き、木材の市場価格を知り驚きました。 想像してみてください。 例えば直径30センチ、長さが4メートルの丸太があります。 いくらで購入できると思いますか? 現物の大きさはこれでもそこそこインパクトがあります。 条件により値段は様々ですが、市場では5000円とかで買えてしまうものがあります。あまり良いものでなければ3000円ぐらいなんてことにまでなります。 食料品のお買い物をするぐらいの値段ででっかい丸太

        • 「山を買う」ということ

          私は山の仕事を始めて一年近くになる。コロナをきっかけに世間ではたまたまアウトドアが脚光を浴び、さらには自分の山を所有することにまで関心が広がった。ここでは私が1年間山に関わってきて感じたことを記す。 まずはじめに、山林の土地について説明する。 「山」と聞くと、いわゆる⛰絵のようなポコッとしたひと山を想像する人もいると思うが、実際には多くが斜面の「一部」である。 個人が所有する多くの土地は、例えば尾根や谷を境界とし、住宅地や田畑と同様に所有者が区切られている。宅地や田畑と違

        少食さんの気持ち

          徒然草むしり5

          少しずつ場所を移動しながら草むしりを続けていると、ついに大ボスが現れた。タンポポの大親分みたいな、トゲトゲの葉っぱをまとったやつ。 こいつは一気に抜いてやりたい。そう思って葉っぱをひとまとめにして茎と一緒に握りしめる。いざ。 腰を浮かして一気に引っ張るが、茎と根はビクともせずブチブチと葉っぱだけがちぎれる。悔しいので残った茎を何度も揺り動かしながら引っ張る。まるで一人大きなカブ状態。 実は大通りに面した場所で草むしりをしているので、尻もちをつきそうになるのを全力で堪える。結

          徒然草むしり5

          徒然草むしり4

          ホトケノザを抜こうとして掴むと花がボロボロ落ちてきた。おおぉ、ごめんごめん。また来年頑張って。 コンクリートの際に生えている草を抜くと小さくて茶色いアリがワラワラ出てきた。わー大変大変。でも多分、本当に大変だと思っているのはアリ達の方だろう。 似たようなことは日常でも時々あって、1番多いのが鳥だ。 歩道に鳥がとまっており、その横を車で通る。そのままいてくれたらいいのにいつも飛び立たせてしまう。気持ちはそっと通るが車なのでそんな気持ちに意味はない。しかも彼らはだいたい車の方

          徒然草むしり4

          徒然草むしり3

          ところで、私の周りには「草ひき」というひとが多い。実家の方ではあまり聞き馴染みがない。草むしりと草ひきは方言の違いだろうか。それとも、今住んでいるところでは家が農業をしている人が多いので、農家は草ひきと呼んでいるものなのだろうか。少なくとも今私がしているのは"草むしり"だろう。 カラスノエンドウ(俗に言うピーピー豆)は、マメ科なだけに豆苗みたいな細い芽が次から次へと生えているので、抜こうとしてもブチブチちぎれる。まさにむしっているだけ。ヒメオドリコソウは時々スポッと根っこご

          徒然草むしり3

          徒然草むしり2

          春が来て草花が元気になってきたことが嬉しかった。何気なく歩いている道端にも、いつも横目に見ているあぜ道にも、小さな花が色とりどりに咲いているのでワクワクして写真を撮っていた。 好きな気持ちがあるので、本当は『雑草』ではなく『野草』と言いたい。いのちあるものを愛でていたい、本当は。 しかし、今それを荒らしにかかろうとする人間の私。少し心が痛む。 心が痛む、気がすると思いながら掴む。引っ張る。抜けるものもあれば全然抜けないものもある。およそ、植物の種類ごとに根の張り方が違うせ

          徒然草むしり2

          徒然草むしり1

          春になり暖かくなってきたので雑草が増えてきた。昨夜は雨が降ったので地面が濡れている間が引っこ抜きやすいか。今日はちょうどやることがないのでそろそろ取り掛かろうと思う。 草むしりなんて本腰を入れてするのは学校の大掃除とかでやった以来かもしれない。割とちまちました作業は嫌いではない。 実際、やり始めるとムキになってくる。生えているところはいくらでもあるのに、小さな小さな芽まで取り残さないようにと思ってしまう。このペースではキリがない。終わりそうにないので遠くから見えないような小

          徒然草むしり1