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【最終回第14話】受付嬢はエレガントに戦う

「佐●急便××営業所のGと申します」

と、いかにもそれっぽく電話をよこしたGに詰め寄った


「営業所には誰もいない」と言ってきかない

「小さい営業所なんですよ!倉庫のようなもんだし、本当に誰もいないんですってば!」

んなわけないでしょう

「どなたも出られないのであれば、本部に連絡するまでです。伝票番号を教えて下さい」

「だーかーらー!小さい倉庫なんですってば!伝票番号だって雨でにじんで見えないんですってば!」

アタマ弱いなあ~かわいい奴め


「G様、そもそもどうしてそのような書類が会社宛てに届くのでしょうか。通常は自宅に郵送されるかと」

「うっ」

「うっ」って言ったね?あなた言ったね?

「し、知らないですよ!!そんなこと言われたって、僕はだた届けるだけの人間ですから!あああそうですか、もういいです。あなたとはお話になりません!!後悔しても知りませんからね!!!!」

ガチャ


後悔って…開き直りというかなんというか

しかし結局ガチャ切りされるのね、私ったら


物流会社のHPを検索すると、

「弊社を名乗った迷惑電話が多数報告されております。一切関係ございませんので、ご了承ください。」

的なことも書いてあった

なので、手口としてはよくあるパターンなのかも知れませんね


以上、私が企業受付時代に起こった本当のお話でした♡奴らはあの手この手でやってきます

みなさまも迷惑電話にはお気を付け下さいね♪

番外編もありますがいつになるやらなので、いったんはおしまい♡

「書く」ことで食べていけるひとになるのが目標です♡ここにたどり着いたのも何かのご縁。わちゃわちゃしましょー!!!