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人と距離を置いて思い知ったこと

交友関係をある程度広めることをここ何年もやってきた。そして去っていく人もたくさんいた。私からも離れてみたりした。しんどくてほとんど家から出られなかった時期もある。無理して笑って楽しそうにふるまっては気遣いしまくっていた私に訪れた、強制終了という名の休息。

そうして自分が価値を置いているものに気がついた。

ひとりの時間。本当に大切な人との時間。

SNSがある現代は、繋がろうと思ったら繋がれる。誰とでも。だけどやっぱり、やってみて感じたんだ。交友関係は無理に広げなくてもいい。

有名な人にしがみついている人をたくさん見てきた。それは引き上げてもらえるという利点もあるから戦略的とも言える。だけど、なんというか、群れてばかりいるのってその人自身に中身がないからなのかなと感じる場面もあって。

私自身もそういうところに身を置いてみたりもしたけど、学びってあんまりなかった。そういう場にいると個々への思いやりが薄れてしまうような気がする。だから大切にされていないような気がしてしまって、どうしても引いてしまって心を開けない。ただの傍観者だ。そこにいるだけの人。それじゃ得るものもないのも当たり前。まあ、大勢の中での自己アピールが苦手なだけでしょうと言われたらそれまでなんだけど。

そんな自分はなんだかダメな人間な気もしていたけど、そうじゃない。

元々ひとりで黙々と作業したりのんびりするのが心地よいのだ。そして大切な人たちと少人数だったりふたりきりでじっくり話をするのが好き。お互いのことがよくわかるもの。だから遊びに行くというよりもゆっくりごはんを一緒に食べたりお茶をしたりするのが楽しい。(なもので、割とおいしいお店に詳しい。)

人との付き合いを通すと自分って見えてくる。何が心地よくて何が大切で何に価値を置いているかを知ることができる。

人生という有限の中で、私が価値を置いているもの。それはひとりの時間と大切な人たちとの時間。それでいい。それがいい。






「書く」ことで食べていけるひとになるのが目標です♡ここにたどり着いたのも何かのご縁。わちゃわちゃしましょー!!!