職業訓練校で教わった、WEB解析にまつわる面白いネタ話、6選
WEB解析概論受講中の、講師の経験談
WEB解析授業中に、講師から出てくる現場のネタが面白い件。
・環境分析は面接にも使える
環境分析とは、
事業の勝ち方、法則の理解
ユーザーの動向の理解
事業の理解
からなる。
各種フレームワークやツールなどを適宜利用するが、
この分析を、面接に行く会社を対象に行ってみる。
というムリゲーな提案をされる講師様。
らしい。
分かります、おっしゃっていることは。
しかしながら中途半端だと逆効果。
余程自信がないと分析結果を提出などできない。
自信があるくらいまで精度を高めろってことよね。。。汗
・自社分析は選択と集中
KGI(目標)
KSF(戦略)
KPI(指標)
某お菓子の企業様が、KPI(指標)を1000個設定したという逸話が。
それはそれですごいけども・・・
そんなに設定したおかげで売上落ちたとか。
反省して絞りに絞ったら、売り上げが上がったらしい。笑
指標は3~8個以内が適正とのこと。
1000出した会社は全部把握できてないよね。きっと。
・昔、雑誌で中古車販売を行っていた頃の話
カーセンサーやGooなどの雑誌で中古車販売を行っていた時代。
顧客の中古車購入の決め手はなんだったか?というアンケートを行った。
答えは何でしょう?
生徒たちに質問されて、回答が飛び交うが、誰も当たらなかった。
それを受けて、販売店のページに、
整備士の写真とコメントを掲載することにより、
販売が大幅に伸びたらしい。
お客様の不安を取り除く。って色んなシーンで聞きますね。
・ある英会話教室のお話
オンライン英会話教室の登場により、
集客に苦戦している店舗の英会話教室。
自社の強みは、講師陣の質(高学歴である)。
という認識があったそうだが、アンケートの結果ユーザーからは求められていなかった。
講師陣のプロフィールを、高学歴から、
自分の趣味に書き変えてもらうことにより、
同じ趣味を持つユーザーからの親近感を得て、体験入学が増えた。
入学した人には、レッスンも趣味の内容を踏まえた物に変更し、
三か月の壁を超える生徒が増えた。
一番の必須改善項目は、定着率だった。
・ユーザーテストはターゲットユーザーに。
「か〇ぽの宿」という、日本〇政が運営していた宿泊施設があった。
利用客は、概ね60以上の高齢者がメイン。
しかし、スマホを使ってのネット予約が全く使われず、電話予約ばかりだった。
対象年齢のユーザーで、実際に予約するテストをしてみたところ、
という課題が浮き彫りになった。
サイトを作っていたのは20代から30代のクリエイターたち。
ユーザーテストがターゲット層でないと気付けない例。
・ABテストが有効な例
戦略として、
で、悩んだ横浜にある、子供英会話教室。
提案は、それぞれのコンセプトでサイトを二つ立ち上げて、
三千人づつサイトに流入させて、どちらが反応良いか?
というABテストを試したところ、
厳しく教育するサイトの方が3倍の反応があった。
これは、厳しい方がニーズが大きかったという訳ではなく、
子供に優しく和気あいあいの子供英会話教室が、
すでに幾つも存在していたからであり、
子供に厳しくても学力が付く方がいいという、一定数の親がいたから、
少数派だった親の総取りが出来た。という結果だったらしい。
逆張りですね。
厳しい子供英会話教室が増えたら有利性がなくなっちゃう訳ですが。
という感じで、授業には体験談がふんだんに盛り込まれて、
もともと座っていると眠くなってしまう自分なのですが、
お陰で眠ることなく、楽しく授業が進んでいきます。
ただ、難しい言葉がたくさんで、学生時代にすら行っていなかった、
復習というものを日々行う習慣が出来ました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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