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2023年を振り返る

毎年毎年、年末になると「1年があっという間だったな」という気持ちと「でも、よくよく振り返ってみるといろんなことがあって長い1年だったな」という両方の気持ちが入り交じる。

結局はこの1〜2ヶ月くらいの印象しか頭にないだけで、過去のことはどんどん忘れているだけなのだが、2023年はどちらかというと「いろんなことがあった」のほうが強い1年だった。せっかくなので簡単に2023年を振り返る。

関わったプロジェクト数:26件

今年も多くのプロジェクトに関わらせてもらった。
数万ページ規模のウェブサイトのJamstackリニューアルのようなガッツリしたプロジェクトもあれば、自身で企画したビール造りなど、内容や規模などはさまざまなのでプロジェクト数で表しても、、、という感じもあるが、数えてみたら26件ほどのプロジェクトに関わらせてもらっていた。
その中でも、いくつか思い出深いプロジェクトについて振り返る。

オリジナルビール:BACK TO RIVER

詳細は上記の記事にまとめたが、檜原村の産廃焼却場の建設計画をきっかけにサンクスヒノハラやファーイーストブルーイングの方々とBACK TO RIVERというオリジナルのビールを造らせてもらった。

ビールを造ったあとに出店したり取り扱ってもらった場所やものたち

多くの人に飲んでもらったり、いろんなお祭りやイベントに出店したり。ビールをきっかけに多くの人と出会うことができ、一番思い出深いプロジェクトとなった。

YUMEMIのデザイナーたちとのデザイン研究活動「視伝研」

去年から続けている視覚伝達情報設計研究室というYUMEMIのデザイナーたちとのデザイン研究の取り組みだが、今年は研究内容をまとめたいくつかのnoteの記事がバズったり、ゆるい自主イベント的なものを開催してデザイナー同士の交流を図ったりと、表に出る機会が増えた1年だった。

来年もコンスタントに、楽しく研究をすることを継続しつつ、新たな取り組みとして他ジャンルのUIデザイナーたちへのインタビューなどをして、よりUIデザインについての知見を広げた活動も展開していきたいと思っている。

そのほか、埼玉県ときがわ町の木材に関するプロジェクトや、アウトドア系のサービス立ち上げのお手伝い、プロジェクトではないがとある会社の人事評価制度の見直しなど、いくつもの新しいチャレンジをすることができた。

また今年は去年にも増して、自然や環境に関わるプロジェクトが多かったように思う。(多少なりとも自分の興味関心が反映されているのかもしれない)

公開したウェブサイト:13サイト

前述の26のプロジェクトのうち、新規立ち上げや一定以上の規模でのリニューアルをしたウェブサイトは13サイトあった。

ウェブサイトの内容は、警備型ロボット、デジタルマーケティング、オンライン型の教育機関、官公庁系の取り組み、スタートアップの新規サービス、NPO法人の活動などさまざまな業種に関わらせてもらった。

今はウェブサイト以外で関わるプロジェクトも増えてきたが、もともと出身なこともあり、やはりウェブサイト制作は楽しい。設計があって、デザインがあって、実装があって、それらがうまく組み合わさったときの感覚が今でもとても好きだ。

来年に向けても公開が楽しみなプロジェクトがいくつかあり、引き続き協力していきたい。

行った場所:10県+1国

今年はキャンプなどで行く関東周りの県のほかに、名古屋、京都、大阪などにも行った。特に大阪はだいぶ久しぶりだった気がする。

前は行く先々でのクラフトビールを集めるのが趣味だったが、最近は各土地ごとのサウナに足を運ぶのが楽しい。

また、今年は前述のBACK TO RIVERをきっかけに東京都の檜原村に何度も足を運んだ。プロジェクトメンバーが運営しているHINOKO TOKYOやVillageがとても素敵な場所で、自宅から1時間程度で着くので"ちょっといつもと違う空気を吸いに"がしやすく、自分の中での馴染み深い場所になった。

そのほか、それぞれ1週間ほど沖縄やハワイに行けたのも良い思い出である。

登壇:5イベント

今年はありがたいことにいくつかのイベントで登壇する機会をもらい、以下のイベントでお話をさせてもらった。

  • Adobe DESIGN LEADERS COLLECTIVE:評価を切り口にデザイン組織をめぐる

  • BALL.HUBたちかわ:川の環境を守るクラフトビール「BACK TO RIVER」ができるまで

  • 実はわたしたち、こんな勉強やってます発表会@ KYOTO:会社の枠を飛び出したデザイン研究チームの作り方

  • 多摩川リバーサイドフェス「TAMARIBA」:多摩川を流域で考えるTAMARIBA TALK

  • Spectrum Tokyo Festival 2023:豊かな自然を守るための、クラフトビール造りのプロジェクトとデザイン

それぞれイベントごとに準備→発表→打ち上げと始まりから終わりまで気持ちの良いイベントばかりだったが、特に多摩川の河川敷で行われたTAMARIBAがロケーションと良い気候、イベントの空気などの相乗効果で気持ちの良い場だった。

今年買ってよかったもの

買ったわけではないのだが、去年知り合いから譲ってもらったサクシードをアウトドアカスタムしたのが一番印象に残っているお金の使い方だったかもしれない。
乗っていてとても愛着が湧いたし、アウトドア関連で外出したときに馴染むし、駐車場などでも見つけやすくなった。

たぬ吉と呼んでいる

最近の買い物としてはAble CarryのDaily Plusというバックパックを買ったのだが、見た目はもちろん、背負い心地やたくさんの収納がいい感じで気に入っている。

あとは年末のギックリ腰をきっかけに、ずっと二の足を踏んでいた机と椅子も購入した。
昇降式デスクにしたのだが、打ち合わせのときは立ちながら参加するなど気分転換にもなるし、頭も働くので重宝している。
天板は近くのホームセンターで買った間に合わせのものなので、落ち着いたら現在仕事で関わっているときがわ木材で自分に合ったものを選びたい。

椅子はアーユル・チェアにした

その他

その他、今年1年を振り返ったときの個人的なトピックとしては、いろんな人とキャンプに行ったり(サウナキャンプや、パインウッドに向かう道でのGoogleの間違えたナビゲートが印象的)、ライブ・フェスにも行ったり(今年はロザリオスという好きなバンドが多くライブをしてくれた)、風邪はほとんどひかなかったが仕事できないレベルの怪我・病気に何度か遭遇したり(石灰性腱炎や年末のギックリ腰で動けなくなったり、謎の40°近い高熱など。どれも数日で良くなったが)、スマホのカメラロールを振り返ると「これも今年だったのか」といろいろな思い出が蘇る。

来年の目標

健康に時間とお金をかけて意識する
健康を目標にすると一気に年齢を感じてしまうのだが、前述の病気や怪我を通して体の健康の大事さを感じる1年だった。特に年末はギックリ腰で数日動けなくなったり、ずっと好きだった元ミッシェルガンエレファントのチバユウスケの訃報などが続き、改めて考え直す良い機会となった。

今年は仕事が忙しく、ずっと習慣だったランニングからも遠のいていたので、まずはそのあたりから再開しつつ、これまで以上に健康に投資していきたい。(何か良い情報あったら教えてください!)

より深掘る
ここ数年、仕事のボリュームや幅は広げることが出来てきたので、来年は"深さ"を意識して仕事をしていきたいと考えている。

特に仕事や領域を絞るということではないのだが、それぞれの仕事で自分なりの深さまで深掘って仕事をしていきたいな、、と。

各プロジェクトにもう一歩、主体的に踏み込んで「自分たちのプロジェクトをつくっていく」という感覚が近いかもしれない。


と、いう感じで、本当はもう少し来年のことなども考えているのだが、あまり年が明けぬうちに先のことを考えてもしょうがないので、ひとまず振り返りは以上としつつ、年末年始はゆっくりと映画を観たり、お酒を飲んだり、桃鉄を楽しんだりしたいと思う。みなさん、良いお年を。

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