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【質問】「老後に備えて○千万円貯めなければいけない」というのは本当ですか?

【答え】嘘です。

ビジネスは、消費ビジネスと貯蓄ビジネスに分けることができます。

消費ビジネスとは、ものやサービスを提供して、その対価をもらうことです。「車をあげるから100万円ください」「マッサージをするから一万円ください」というビジネスです。

一方、貯蓄ビジネスとは、銀行や保険会社といった、「私達にお金を預けたらいいことがありますよ」というビジネスです。 銀行は「私達に100万円預けてください」「そうしたら、預金通帳に100万円って書いてあげますよ」というビジネスをしています。

自動車会社はみんなで力を合わせて一生懸命つくった車を引き渡すことで、100万円を手に入れることができます。 しかし、銀行は預金通帳に100万円って書くだけで、100万円を手に入れることができます。

ちなみに、あなたは100万円を預けたと思っていても、銀行の人達は「100万円売り上げた」と思っています。 100万円って書いてあげるだけで100万円を手に入れることができるのだから、ちょろいビジネスです。

しかも、マーケティングは、「◯千万円貯めないと大変なことになりますよ」と脅せばいいだけなので、ものすごく簡単です。

「選挙で選ばれた偉い人達に、老後に備えて貯金をしましょうって言わせようぜ」「おぉ、それはいいアイディアだ」「あいつら、偉い人の言うことをすぐに信用するからな」「あいつら、脅せばビビってすぐに言うことを聞くから簡単だぜ」と思っているかもしれません。

ということで、「老後に備えて◯千万円貯めましょう」というのは、「消費ビジネスに流れるお金をぶんどっちまおうぜ」という、貯蓄ビジネスの作戦だということがお分かりいただけたでしょうか?

貯金も悪くないですが、お金を使っていろいろな体験をして人生を豊かにしてくことも大事だと思いますよ。

ビビりすぎないように気をつけてね。

では、素敵な一日を送っていきましょう。

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