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チガサキ⊿ライフ192 : オリーブ (剪定)

1. Before

 でかくなりすぎた我が家の玄関のオリーブは、車道に大きくはみ出していた。何度か切ってはいたが、手の届かない高い部分が通行する大型車に当るので、バッサリ切ってと妻に頼まれた。息子がハサミとノコギリで枝を切ったが、逆にその部分がトラックにこすって、“キキー”と耳障りな音が鳴り響いた。確かにやばいと、大きな枝の付け根から、切り落とした。

2. After

 ノコギリで大きな枝の付け根で、車道側に伸びている枝を根こそぎ切り落とした。オリープの枝は硬くなく、ノコギリでの切り落としはさほど苦労はなかった。ご要望通りにすっきりさせたのだが、作業終了の最終検査に出て来た妻は、これなら車に当たらないと満足していた。しかし、作業者への「ありがとう」のお礼の言葉はなく、代わりに「なんか寂しくなった。」とクレームの言葉を発して家に戻って行った。

3. 燃えるゴミ

 その時は気付かなかったが、面倒なのはその後の処理だった。枝を切りまくったので、切り落としたオリーブは山となった。燃えるゴミに出すには50 cm未満の長さにすることが必要で、オリーブの木はしなるので、ポキッとは折れず、大量の木を切るのは大変な作業であった。また、束ねる紐も必要で、ブルーカラーの男組は、100円ショップまでロープの買い出しに出かける破目にあった。

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