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チガサキ⊿ライフ028 : ウインク

1. 冗談のお供

 ヨーロッパの人と仕事をする事が多く、仕事上ウインクはちょくちょく使う。英語表現の乏しさは、ジェスチャーや顔の表情で補う事が有効であり、ウインクはその一つである。何か冗談を言った後にウインクをすると、冗談何だなあと相手が把握する。日本人が放つ冗談は、センスが異なるので往々にして本気に取られる事があり、この手の合図は必要である。

2. 意味

 日本ではなぜか愛のメッセージに限定した使われ方をされている。つい癖で妻にウインクしてしまったら、気持ち悪いと悶絶された。Winkを英語の辞書によると、“To close and open the eyelid of one eye deliberately, as to convey a message, signal, or suggestion”.であり、特別な恋愛関係に限定されたニュアンスは読み取れ無い。

3. 子供

 気持ち悪がる妻は置いといて、子供たちとはよくウインクで会話をする。5歳になった娘は漸く左目を瞑るウインクが出来るようになった。しかし、反対の目でのウインクはまだ難しいようである。2歳の息子のウインクは、未だ合図を送れる段階からは程遠く、両眼をつぶってしまう。必死で練習しており、何歳で出来るようになるのか楽しみである。

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