プライベート旅行記066 : 亀有

1. 占拠

　漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の最終200巻発売を記念して期間限定で、JR亀有駅「こち亀」が占拠しているとニュースで見た。22日の秋分の日に、こち亀フィーバー中の息子と亀有駅に行ってみた。改札前の床に全巻の表紙を展示したり、エスカレーターの手すり、階段は背表紙（タイトル写真）と、確かに駅はこち亀一色になっていた。

2. 地名

　こんな所に亀はいなかっただろうとは思っていたが、亀の銅像と共に地名の由来が書いてあった。昔は低湿地帯の中に「亀」の甲羅の形を「成す」土地と言う意味から亀無・亀梨（かめなし）と呼ばれていた。しかし、江戸時代に、「無し」に通じて縁起が悪いとされ、現在の亀有に改められたそうである。

3. 銅像巡り

　駅前にはその他にも、こち亀関連の銅像が15体も設置されており、スタンプラリーのチラシまで配られていた。雨の降る中、そのチラシの地図を片手に、銅像巡りを実施した。想像と異なりびっくりするぐらい小さい銅像だったり、恐ろしい方向音痴の息子が少し迷ったりしたが、暗くなる前には15体を完全制覇できた。それぞれの銅像との前で同じポーズをして記念写真を撮り、ご満悦で亀有探検は終了した。