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チガサキ⊿ライフ311 : みち (雄三通り)

1. 栄誉市民

 茅ヶ崎駅正面に位置し、真っすぐ海に向かう道は、雄三通りである。かつて加山雄三が住んでいたこと(茅ヶ崎小学校、第一中学校卒業)に由来する。加山雄三は、道の命名の約10年後に、茅ヶ崎市民栄誉賞を受賞している。湘南サウンドを代表する音楽活動など様々な場面で茅ヶ崎の名を全国に広め、東海岸小学校の校歌を作曲されるなど、地元への貢献が受賞理由である。

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雄三通り

2. まち歩きマップ

 雄三通りには、まち歩きマップが設置されている。国際化を意識して、英語併記をしており、Rambling Guideとあった。Ramblingとは聞きなれない英語だったが、“ぶらぶら歩く,そぞろ歩きする; 放浪性の”の意味であった。

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マップ

3. 世代交代

 20年程度の茅ヶ崎市民には知らないが、以前は加山雄三の父である上原謙の名から上原謙通りと言っていたそうである。昭和初年に駅の南側、現在の東海岸南の砂丘一帯は『高砂(たかすな)分譲地』として販売され、昭和10年過ぎて上原謙がNo.9区画を購入し、自宅を建て住んでいたそうである。加山雄三の生育地だが、現在はマンションに変わって跡形もない。

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