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プライベート旅行記099 : 宮島 (弥山)

1. 登山

 弥山は、ユネスコの世界遺産・厳島神社の登録区域の一部で、読み方は“みせん”である。平安時代の大同元年(806年)に空海(弘法大師)が弥山を開山し、真言密教の修験道場となったと伝えられるそうである。思い起こせば、高校時代に高野山での就業行事があり、空海の弟子になったと言われているので、登ってみる事にした。

2. 展望台

 山頂の展望台「宮島弥山展望休憩所」までは、ロープウェイ乗り場から高さ100m、距離で1kmあり、辿り着くまでは大変だった。100mぐらいと軽く見ていたが、かなり息を切らせながら、必死に歩いた。疲れはしたが、その価値ある標高535mの眺めは爽快で、視界を遮るものがなく、360°拡がる瀬戸内海の景色が見れた(タイトル写真)。

3. 薄情

 行も帰りも、息子は薄情に親を置いて先先進んでいた。理由を聞くと、止まると疲れがでるのでリズムが大事だそうだ。ただし、登りは得意だが、下りは下手で転げ落ちないように慎重なスローモーションになり、そんなに離されずに下山できた。

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