見出し画像

自分で自分に触れる時間

前回に続き、コロナにかかって体験したことをもう一つ。

発症から3日で熱は下がったものの、喉の痛みが激しく、唾を飲み込むのもきつい状態が数日続いていました。しょうが、蜂蜜、りんご、ねぎ、漢方薬、痛み止め、うがい、、、あらゆることを試しても良くなる気配がなく、食事も取れず、夜も眠れず、体力は落ち、イライラがどんどん募る日々。悪くなってはいないし、いつかは治ると思っていても、そのいつかが見えないことでかなりのストレスを感じていました。

そんな中、ふと、首回りのリンパを流したら早く良くなるかもと思い、首に手をやってみた時のこと。「リンパ節、ゴリゴリ。。。」それまで、思うように治らないことにイライラしていたのに、その腫れに気付いた瞬間、「あ、カラダが頑張って戦っている。。。」と自分自身をいじらしく思い、そのイライラや痛みまでもがスーッと引いていくような感覚になりました。他にも、飲み込むたびに痛くて肩をすくめていたせいか、肩の筋肉もゴリゴリになっていたり。治らないことにただただ不満をいだき、自分自身のカラダに目を向けていなかったことに申し訳ない気持ちになりました。

手当てという言葉がありますが、文字通り手を当ててみるだけで、痛みが和らぐような経験は誰しもあると思います。手の温もりが安心感を生み、こわばった身体を緩めてくれるのだと思います。実際、肌と肌の触れ合いはホルモンを分泌させ、痛みを感じにくくするとも言われています。

痛みや不調は体からのサイン。でも、そのサインを出す前から、身体は日々頑張って動いてくれています。そして身体は、そのことに誰より自分自身に気づいてほしいのだと思います。自分で自分の身体に関心を向けることは、自分とうまくつき合っていく上でとても大切。まずは自分に触れてみること。症状が出る前の小さな変化に気づくこと。できれば、いつもお疲れ様と声をかけながら、身体を優しく撫でてあげる時間を作ってみて下さい。

Mahalo🥰

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?