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インバウンド研究会にいってきたよ

おはようございます、やまもとみずです。

昨日はとある場所での「大阪のインバウンド研究会」に参加しました。


「大阪」というふんわりしたブランド

今回のテーマは「タイ」

親日国で知られるタイですが、日本の人気は高く、観光地としても大阪は人気だそうです。

ただ、日本のほかの地域ー例えば東京では

「新宿」「原宿」「池袋」といった、具体的な地名が出てきます。

しかし、大阪は「大阪」で、「なんば」「梅田」「天王寺」という具体的なエリア名は出てきません。
「大阪」という言葉には好反応でも、それ以上の認知はまだないそうです。

特にキタはそうでしょう。以下からは私の個人的な意見です。


大阪人が思う大阪の南北問題

私は大阪生まれ大阪育ち大阪勤めです。

大阪は「キタ」「ミナミ」で雰囲気が違うと言われますが
その通りだと思っています

「キタ」は洗練されている雰囲気。オシャレぶってるというかも。(あくまで雰囲気)

「ミナミ」は賑やかで派手な雰囲気。騒々しいともいうかも。

具体的なエリア名でいうと「キタ=梅田・中ノ島」と「ミナミ=難波・天王寺」です。

今大阪は訪日客が多いのですが、ミナミとキタでは様子が違います。

ミナミは盛り上がっていますが、キタはそうでもありません。
梅田はどうも京都への中継地としての認知しかないようで、訪日客の方もいることはいるのですが、「通っている」感は否めない。

キタにはキタで、梅田もちょっと裏入るとディープな飲み屋街もあるし
隣の「中崎町」はレトロで個性的なカフェ・雑貨屋さんが多かったりするし
曽根崎の方も濃い~感じで楽しかったりするのですが
知られてないのが現状の様子。
(これを私は大阪の南北問題と呼んでます)

これはまだまだ露出の余地があるということなのだと思います。


SNSの露出をもっと。動画と写真は必須

今回お邪魔した研究会のテーマはタイでしたが、東南アジアでのSNS利用時間は日本のうん倍も多いです。

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こちらはインバウンドに携わる方なら一度は目にしたかもしれないグラフです。
英ロンドンに本社を置くソーシャルメディア・コンサルティング企業「We Are Social」か発表した「Digital in 2018」というものです。


このグラフはどれくらいの時間をSNSに使っているかを国ごとに表したものですが、フィリピン・ブラジル・インドネシア・タイと並んでいます。
ブラジルは南米ですがそれ以外は東南アジア。
東南アジアの方々はかなりSNSを見ているということです。

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そして見ているSNSの1位はFB、2位はYOUTUBEです。

そしてタイの方が触れやすい情報データというのはテキストではなく写真と動画だそうです。(タイ以外でもそうだと思いますが)

訪日客数では5位であるタイにより日本の魅力を伝えるには、SNSの露出が不可欠と言えるでしょう。(JTB総合研究所調べ

タイの方はとにかく楽しそうなことが好きなので、キタで楽しんでいる様子や面白い食べ物や場所(HEPの観覧車とかいいと思うんだけどなあ)を
色んな手段で発信するのがまずはいいんじゃないかと思います。
それも、自分の店や場所だけではなく、エリアとして取り組む。

本当は影響あるインフルエンサーやユーチューバーを呼ぶのがいいに決まってるんだろうですが、なかなか現実難しいので、
タイ語でハッシュタグをつけたり、タイ語で投稿したりという地道な努力が必要となるんだろうなと思います。たぶん。

その他研究会で学んだこと

他にもたくさんのことを教えてもらいました。

・ドバイの中でドバイ人は10%ほど。
・ドバイとシンガポールは似ている
・タイのダイソーは日本より高い
・中東でじわじわと日本人気の高まり ある意味ブルーオーシャン
・コロナの影響は強打的
・コスプレは世界を救うか?!

こんな情報、ネットでもあまり出てこない…(と思う)

やっぱり現場で第一線で活躍されている方たちの声は
本当に勉強になります。

そしてこういう現場の声を共有し、交流することは本当に意味のあることだと思います。

参加するメンバーが共通の想いがあると、話は建設的に盛り上がりますし、それぞれの力になっていくんだなと。

人見知りの私がほぼ最後の一人になるまで、誰かと情報交換していたくらい(笑)本当にためになりました。

今後も時間を作って参加しようと思います。

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