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私の仕事について

これまでの仕事、今の仕事、これからどうしていきたいのかという意思を簡単にまとめてみましたので、よかったら読んでください。

会社員時代のこと

はじめまして。noteを(ちゃんと)始めるにあたり、自己紹介の延長でこれまで経験したお仕事を勝手に語ってみようと思います。私は今、宮崎の小さな田舎町に暮らしながら東京・宮崎にクライアントを持ちつつPRの仕事をしています。(普段は月に1-2往復するデュアルライフです)もともと2016年までは東京で会社員として働いていました。会社員生活の最後は料理教室を国内外に展開する株式会社ABC Cooking Studioで5年ほど。それ以前は、外食業界向けのWEBメディアの編集・ライターや、ホテル業界にも5年ほどおりました。

前職時代の広報経験は私にとって大きな糧になっていて、今、思い出しても相当楽しかったことばかりです。仕事が楽しくて楽しくて夢中でした。平社員のくせに、ほんとに好き勝手やらせていただき感謝しています。(自由過ぎて管理職試験に落ちましたw。でも態度は役員級だったので多分上司や後輩は相当大変だったと思います、陳謝。)そんな時代の様子は下記の記事でぜひ!w。めちゃめちゃ美しくまとめていただいています。

色々あって(心の転機なので、別に揉めたとかじゃありませんw)会社を辞めたのですが、独立志向があったわけでも、起業しようと思っていたわけでもなく、転職先でピンと来るところがなくモヤモヤしているうちに、個人的に仕事を頼まれることが多くなり今に至ります。個人事業主ではなく株式会社にしたのも、父がどうしてもそうしろと言うからです。理由は...何度聞いてもピンと来ないというか、右から左だったので特に覚えていません。。ただ、35歳過ぎてバツイチ独身、再婚や出産にも当事者意識を持てずに自由奔放に生きる私が「せめて親の言う事の一つでも聞いておこう」というくらいの気持ちで設立してしまいました。

一見バラバラなキャリアのようですが、共通点は「食」。もともと食べることが大好きという性分もあり、生涯なんらかの形で「食」領域に携わりたいと思っています。独立後1年は有難くも声をかけていただいた企業さんとお仕事をさせていただきましたが、かなり色々迷っていた時期です。今思えば、足りていないことばかりで、それでもチャンスをくださった皆様には感謝しかありません。2018年より東京・宮崎の二拠点生活というスタイルで半移住を実現しました。なぜ移住したかっていうのは以下の投稿記事で詳しく書いていますので割愛。

独立当初のこと

独立から2年間は「広報・PR」といいつつも、処置的な対応しかできていなかった気がします。根本的な治療法を見直したり、医療だけでなく食事や運動などの生活習慣から見直そうよ、みたいな広い視野とアイデアを惜しみなく注いでクライアントに伴走するところまでは出来ていなかったし、そこまで任せていただくこともなかなかありませんでした。そんな中で、移住先の宮崎で広報を任せてもらってからは、本当の意味で「広報・PR」として歩けるようになった気がします。

田舎町の地域商社で広報を担当するチャンスをいただいたのですが、はじめはあらゆる「格差」に驚きました。オフィスはきっぷを売る窓口の裏側にある小さなスペースだし、広報部はおろか、部署すらきちんと組織化されていない。なんとなく役割が与えられていて、みんなが一から仕事を作っていくような感じでした。もちろん、商品リリースがあるわけでもなければ、マスコミに発表できることもなく、プレスリリースになるようなことなんて、何一つないわけです。その当時のことは、こちらに書きました。

ここでは圧倒的且つ地道な行動力、諦めない忍耐力を学び、現在の広報スタイルや広報への意識づくりに通ずる足固めの時期になったと思います。

現在のこと

今は、東京と宮崎、それぞれにクライアントさんがいらっしゃいます。「食」をひとつの軸にしているのですが、業種は多岐に渡ります。例えば、東京で飲食店を10店舗以上展開されている企業や、外食メディアを運営する企業、宮崎で飲食店や6次産業などに取り組む企業、AIで食生活管理ができるアプリ提供する企業、老舗の菓子メーカー、ケータリング会社などといった感じです。短期的に取り組む場合もあれば、年単位で長期の取り組みを計画する場合もあります。

「広報」というと、メディアに出ることと狭義で捉えられる方も多いのですが、それは一つの手段であって、それだけではありません。PRはパブリックリレーションズ=外部との関係性を良好に構築すること。企業活動や思想などを世の中に正しく伝達することで、利益や価値を生むことがPRであって、その有効な手立てとしてメディアの力を借りるのです。これまではマスメディアというテレビ・新聞・雑誌など、多くの人が目にするものに露出をすれば情報を届けることができましたが、インターネットの普及、SNSの台頭などによって、メディアは多様化・細分化されています。雑誌の発行部数よりもはるかに多いフォロワー数を持つインスタグラマーやユーチューバーも多いですからね。「個人」がメディアになる時代です。影響力を持つ人=インフルエンサーの誕生によって、メディアそのものが大きく変わりました。また、その様相は日毎に少しずつ変化しているので、広報活動自体にも、柔軟な変化が求められます。

とはいえ、地方はまだまだオールドスタイル。だったり、そうした状況を敏感にキャッチされている経営者さんも大半とは言えないような気がします。しかし、この度の感染症の影響など、社会全体を揺るがし、企業も大きな危機に直面し大幅な方向転換が強いられる局面においては、広報活動がより重要になってくると私は思います。B2BであれB2Cであれ、世の中とのコミュニケーションを止めることなく広報を重視すれば、売上を作ったり、利益を拡大したり、顧客を増やしたり、多くの人に愛される企業になることは可能です。広報のパワーをなめてはいけません。

一社でも多くの企業さんと一緒に。一人でも多くの経営者さんと一緒に。見えない課題を見つけ出し、解決策を模索し、広報のパワーで共に乗り越える協働体験を起こしたいと思います。ご興味ある方、もっと話しを聞いてみたい方、具体的でなくても結構です。気になることがあればご連絡ください。

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