マガジンのカバー画像

8月は日本のどこかで田舎暮らし

26
8月はひと月まるまる家族で脱東京→日本のどこかで田舎暮らし。 2015年:長野県 長和町 / 2016年:秋田県 男鹿市 / 2017年:岐阜県 白川町 / 2018年:山梨県 …
運営しているクリエイター

2017年8月の記事一覧

#清流の国から2017夏③ − 清流だけじゃない、白川町のいろんな魅力

一ヶ月も暮らす予定だというのに、白川町のことをほとんど何も知らずに、やってきた。まあ一応、今回滞在している家の利用許可が出たときにちょこっとは調べたので、白川町は緑茶と檜の産地らしい、川がたくさん流れているらしい、くらいの認識はあった。 それくらいしか、知らなかった。 到着早々、地産の檜を使った工芸品の売り場で出会ってしまった、お櫃。お櫃にはずっと憧れていながら、宝の持ち腐れになりそうで買いとどまっていたのだけど、「このタイミングと巡り合わせ、いま買わなくていつ買うんだ!

#清流の国から2017夏② − 川遊び三昧の毎日

前回の記事でも書いた通り、白川町内は5本もの川(飛騨川・佐見川・白川・黒川・赤川)が流れていて、車を走らせていても左右どちらかに常に川が見えているような状態。ところどころに「水泳場」と看板が出ていて、遊んでいる子ども達の姿も見えたり、釣りをしているおじさんの姿もよく見かける。 今月中盤はあまり天気が良くなかったのだけど、8月の前半とここ1週間くらいは夏らしい天気が続いたので、東京に帰ったらできないんだからと、隙あらば川遊び。家から歩いて行ける場所、車をちょっと走らせた距離に

#清流の国から2017夏① −今年は岐阜県白川町に滞在します

#山の国から2015夏(長野県 長和町)、#なまはげの国から2016夏(秋田県 男鹿市)、ときて、三年目となる今年はどこへ行こう? 春頃になると、そろそろ家探ししなくちゃ、と焦りだす。 前回の記事で男鹿の家にたどり着くまでの顛末を書いた通り、一ヶ月間/リーズナブルな価格で/インターネット環境がある、という物件を見つけるのは、実はそう簡単にはいかない。 友人が仕事やプライベートで関わった経験から飛騨高山がすごくいいと薦めてくれて、たしかに飛騨エリアはとても魅力的な土地だし

#なまはげの国から2016夏 −秋田県男鹿市

長野で過ごした夏から一年が経とうとする頃から、さて今年はどこに行こう、と滞在先を探し始めた。去年がすごく楽しかったから、また同じところに行くという選択肢ももちろんある。でもせっかくなら、違う場所での暮らしも経験してみたい。(それに実を言うと、長野の家を Airbnb でもう一回見てみたら値上がりしていて、ちょっと手が出ないな、と思ったのもある。) 「一ヶ月間だけ家を借りる」というのは、案外難しい。ふつうの賃貸物件は、契約時にかかる諸々の費用を考えたらものすごい額になってしま

#山の国から2015夏 −長野県長和町

夏の一ヶ月間、東京を離れて田舎で暮らす、というのをはじめたのは、一昨年=2015年。娘(当時3歳)が幼稚園に通い始めた年で、「夏休み」というものが、学生時代以来10年以上ぶりに私たちの人生に戻ってきた年。 夏休みだしどこか旅行でも、とももちろん考えたけど、ハイシーズンの旅行は高いし観光地はどこも混んでいる。キャンプもいいけど息子が当時まだ0歳だったし、何泊もするのは難しい。 そして、どちらが言い出したのかもう忘れてしまったけど(夫にも聞いてみたけど彼も忘れていた)、「どこ

夏のひと月、脱東京。

8月はひと月まるまる家族で脱東京→日本のどこかで田舎暮らし、をはじめて三年目、今年も一ヶ月間の田舎暮らしがはじまった。現在地、岐阜県加茂郡白川町。 一年目(2015年)は長野県の長和町、二年目(2016年)は秋田県の男鹿市、ときて、三年目である今年(2017年)が岐阜県の白川町。 到着からちょうど一週間が経ったところで、既に Instagram や Twitter にはハッシュタグ #清流の国から2017夏 で少しずつ写真などをあげていっているのだけど、もう少し書きたいこ