これが雑なごはん:『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』書下ろし構成前の生の日記

書籍『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』に収録した書下ろしの日記は、日々の日記から、いくつかのトピックをぬいて1日のできごととして再構成して書き上げました。
この日記は再構成前の「生の日記」で、2023/05/21の文学フリマ東京36でペーパーとして販売したものです。ペーパーと同価格で販売します。



 遊園地へ行く息子がやたらに早く出かける朝だ。朝食は不要だそうだから、見送りだけすべく出かける10分前に目覚ましをかけておいた。

 起きると息子はもう準備万端で、時間に余裕があるようなのでごみ出しを託す。今日は資源ごみの日だから、カンとビンとペットボトルと、あとプラごみ。

 プラごみは昨日まとめて玄関前の私有スペースに出してある、つもりだったのだけど、出て行く息子は「プラのごみ袋ってどこ」と言うのだ。

 探すと、ない。「ないね」「ないよね」

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