現実のしわを取る:『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』書下ろし構成前の生の日記

書籍『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』に収録した書下ろしの日記は、日々の日記から、いくつかのトピックをぬいて1日のできごととして再構成して書き上げました。
この日記は再構成前の「生の日記」で、2023/05/21の文学フリマ東京36でペーパーとして販売したものです。ペーパーと同価格で販売します。


 身に覚えなく早い時間に目があく。眠気はからだにまだ巻きついて身が起きてはこず、横になって軽く右へ左へころがってうとうと寝たり起きたりを繰り返し、結果的に普段起きる時間になった。起きた。

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