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FAKE STONE ルール説明


FAKE STONE ゲーム概要

宝石セットコレクション × 正体隠匿ゲーム

宝石を集めて得点最大化を目指すセットコレクションゲーム。
宝石を効率的に集め、自慢の宝石で富を築く宝石商たち。
しかし、その中にはニセモノの宝石を流通させた「悪徳商」が混ざっているらしい。
宝石商たちは、悪徳商を探しながら、今日も宝石を買い求める。

ゲーム概要(パッケージ裏面)


ゲームの準備

☆エラッタのお詫び
ゲームマーケット2024春の説明書サマリーに以下のエラッタがございました。訂正と併せましてお詫び申し上げます。

(誤)47枚/42枚を使用する⇒(正)42枚/37枚を使用する

①カード配布
以下ゲーム準備を行います。

初期金貨カード5金(1金,2金,2金の計3枚)を各プレイヤに配ります。
役職カード(全7枚。宝石商5枚/悪徳商2枚)から1枚(裏向き)を各プレイヤに配り、配られたプレイヤは自分の役職を確認します。
(プレイヤが悪徳商の場合、以下のようなカードを所持します)

初期手札の金貨カードは手に持ち、役職カードは確認後裏向けて机の上に置きます。
スタートプレイヤを決めます。じゃけんけんで勝った人(または最近実際に宝石を購入した人)がスタートプレイヤです。

②山札とニセモノ決め

2-1.山札準備
金貨カード(オークションカードを含む)と宝石カードの2つの山札をつくります。
金貨カード:初期手札に配った後の残りの金貨カードから5枚を抜いて、金貨カード捨て場(銀行)をつくります。
拡張ルールを使用する場合は、ここにオークションカードを混ぜて、シャッフルします。
残った金貨カード(オークションカードを含む)を金貨山札にします。
宝石カード:プレイヤー人数が3~4人の場合は20枚を、5~6人の場合は15枚を、裏向きでランダムに山札から抜きます。(抜いたカードは今回のゲームでは使用しません。使用するカードは37枚または42枚です。)
拡張ルールではプレイヤー人数が3~4人の場合は10枚を、5~6人の場合は15枚を、裏向きでランダムに山札から抜いて、(残りカード合計)47枚/42枚を使用します。
残った宝石カード(通常時37枚(3~4人) / 42枚(5~6人)、拡張時42枚(3~4人) / 47枚(5~6人))を宝石山札にします。

2-2.ニセモノカード決め
Fakeカード(全15枚)から裏向きで「3枚」を適当に選択し、裏向きで机の中央に置きます。
選ばれたFake3枚はニセモノの宝石となり、今回のゲームでの価値が低下します。
現在机の上は以下のようになっています。


③ニセモノ確認(悪徳商の行動)

全員が目を伏せます。(手札は目の前にふせておきます)
その後、誰かの合図で、悪徳商だけが目を開けます。
(人狼ゲームの夜のターンをイメージください)
「悪徳商さん、悪徳商さん。いたら目をあけて、ニセモノカードを確認してください。」と誰かが言います。
悪徳商は目を開けて、中央にある「ニセモノ3枚」を表向けて確認し、3枚のカードを記憶します。(覚えられない場合もあると思いますが、そこも含めたゲームと想定ください)
なお、この時悪徳商が2名いる場合は、お互いを認識するが口外しません。

誰かが約10秒カウントします。カウントの間に、悪徳商はニセモノ3枚のカードを再度裏向けて、目を閉じます。
「10秒カウントします。カウント終了したら、ニセモノを再度裏向けてください。10、9、・・・0。ニセモノカードを裏向けておきましたか?いいですね? 悪徳商の人は目を閉じてください。それでは皆さん目を開けてください」と誰かが言ったら全員が目を開けます。

④市場の公開とゲームスタート

宝石山札の上から6枚を公開し中央に表向きで並べ、これを市場とします。(市場のカードは手番で宝石コスト×2倍の金貨で購入可能)
市場に宝石が並んだら、スタートプレイヤからゲームを開始します。
開始時には以下のようになっています。

ゲームの進行(手番の行動)

スタートプレイヤからゲームを開始し、手番の行動行います。
山札の宝石カードが尽きたら、スタートプレイヤの前のプレイヤまで回ってゲーム終了です。(宝石カードが尽きたプレイヤ以後は宝石カードは引けません)

①手番に必ず行動

1.カードを引く:宝石山札または金貨山札から何れか計2枚を引きます。
金貨カードの場合は手札に加えます(拡張時のオークションカードを含む)。  (手番終了時手札上限9枚ですが、この時点で10枚以上でも問題はない)
宝石カードは場に公開します。
※拡張:この時手札にオークションカードがあれば使用しても良い。

2.宝石購入:宝石の「コスト」(下のサファイアは3金)を、手札の金貨カードを使用して最大2枚購入可能です。(買わなくても良い)
 1でひいて公開した宝石カードは[コスト]で、市場にあるカードは[コスト×2倍]の金貨の合計で、購入が可能です。例えば下のカードサファイアの場合、
出番でサファイアをひいたら3金、市場にあれば6金で購入可能です。
購入したカードはプレイヤの前に表向きで公開します。(最後に得点計算で使用します)
引いた宝石カードを購入しなかった場合は、市場に流し、市場に加えます(表向き)。
※手番終了時(宝石購入後)に金貨手札が10枚以上の場合、任意の手札を破棄し9枚以下とします。
※金貨山札が残り2枚以下になったら、金貨捨札から5枚を抜いて捨て山札にし、残りはリシャッフルして再度金貨山札をつくります。


②※オークション(任意または強制)

1.オークションとは、
手番中に手札から自分または誰かに対して使用する。
使用された人(自分に使用した場合は自分)は、(使用された人の前にある)購入した宝石を1枚オークションに差し出す。(詳細は右より)
オークションに差し出す宝石は、カードの使用者が選択。(その場で交渉しても良い)
強制を渡された相手は強制的に、任意の場合は渡された人が実施するか選択して良い。(例えば、違う宝石にしませんか?という交渉もOK)
任意:使用された人は、オークションに出すかどうかを選択できる。断った場合、その場でオークションカードは流れて無効になるか、カードの使用者は自分のカードをオークションに出しても良い。
強制:強制オークションカードは、使用された人は必ずそのカードのオークションを行う。

2.オークションの行動
「オークション!」という「宝石を差し出す人(オークション主催者。以下主催者)」の発声で開始し、スタート。
リアルタイムで各プレイヤが金額を宣言する。何度宣言しても良いが、前の宣言余地も大きい額かつ宝石のコスト以上の額を宣言する必要がある。
なお、「主催者」もオークションに参加しても良いが、その場合は使用した金貨カードは捨て札に流れる。
最高額を宣言した人が落札し購入(最低落札額は宝石コスト以上)。宣言が重なった場合は「宝石カードの元の持ち主」に決定権がある。(早いも思った方、等)
購入者は手札の金貨カードで、宣言した金額以上を主催者に支払う。購入者の金貨が足りない場合に限り、
購入者が所持する宝石カードをコスト分で金貨として使用しても良い。使用した宝石は、金貨と一緒に宝石を主催者に支払。
主催者は金貨カード(場合により宝石カード)を得る。このとき宝石カードを得た場合、購入したものとみなし、机の前に置く。
なお、主催者はこの時点で金貨が9枚(手札上限)を超える可能性があるが、自分のターン終了時に9枚以下にすれば問題ない。
なお、誰も落札しなかった場合、主催者は宝石コストの額を金貨捨て山札から金貨を得て、宝石は市場に流れる。

ゲームの終了

①行動終了〜ニセモノオープン


宝石カードが尽きたら、そのプレイヤから親の前のプレイヤまで手番を行う。
なお、宝石カードは尽きているため、それ以後のプレイヤは金貨カードを引く及び市場の購入のみが可能である。親の前のプレイヤの手番が完了したらゲーム終了です。
ニセモノの3枚のFAKEカードをオープンします。

②悪徳商探し

1分間で悪徳商が誰かを議論します。終了後、宝石商は最大2名(両手≒右と左)指さしで悪徳商を指名可能です。(指さなくても良い。最大2名)
悪徳商は1名のみ、自分を疑うであろう相手に向けて、両手を向けてかざすことでガードが可能です。 (ガード相手が自分を指さしてこなかったら、ガード失敗)
指名成功した宝石商は悪徳商から好きなカードを1枚取得。なお悪徳商からガードされたプレイヤは取得できない。
間違った人を指名した宝石商(ガードで防がれた人は含まない)またはガード失敗した悪徳商は、「汚名を勝手に着せた」としてランダムで失敗した(宝石商は2名さしていれば最大2枚、悪徳商は1枚)枚数の宝石を捨て、宝石の得点計算をする。

③得点計算

サマリー表に従って、特定計算を行います。
ホンモノ宝石は宝石価値(カード一番左上)×枚数が点数に
ニセモノ宝石はコスト(カード上の宝石価値の横)×枚数が点数になります。
またセットコレクションの全ての宝石がホンモノならば、追加点があります。
1位の人が優勝します。おめでとうございます!


未プレイの方向け:おもしろそうだなっと思った方。本ゲームはゲームマーケット2024春にて販売開始します。

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