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昭和43年のお菓子と飲みものでバレンタインの提案

はやいもので1月ももう終わり。街はバレンタインモードですね。
今回紹介する本は昭和43年、主婦と生活社出版の「お菓子と飲みもの」です。
本誌がバレンタインと直接関係しているわけではありませんが、
個人的にどこかのだれかの参考になればな、と紹介。

ココアデージーケーキ

ココアの香りがする、甘いケーキ。材料の数は多いのですが、こうしてつくると簡単にできます。

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なんともレトロで可愛いケーキ。飾りつけを自分でアレンジするのもいいですね。
手順もシンプルなので初心者さんにもおすすめです。

クッキー

クッキーはひとつの生地でアレンジがきいて楽しいですね。

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ブラウニーズもバレンタインっぽいんじゃないでしょうか!

カステラのゼリー寄せ

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?!
なんだこのお菓子・・・

材料(5個)30分 
板ゼラチン4枚、砂糖100グラム、2センチ厚みのカステラ4センチ角切り5個、バナナ・アンジェリカ・チェリー各適宜

①板ゼラチンは水に浸してもどす。
②水カップ2で砂糖を煮溶かし、①の水けを絞って加え、溶かす。ゼラチンが溶けたら、さます。
③グラスにカステラを入れ、くだものを飾って、ゼラチン液を注ぐ。

こんなレシピは初めてみました。まずくはないだろうけど想像つきません。

ムードをつくる花のワイン

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紅ばらの酒

材料 白ブドウ酒
   紅ばら一輪

白ブドウ酒に紅ばらを浸しました。赤い花びらがグラスいっぱいに広がって、ふたりだけの部屋に華やかなムードを誘い出します。

作り方は、ブドウ酒、ウイスキー、焼酎などを注いで、ばらを入れただけのもの。花びらを摘み、1週間ほど酒につけてもよい。
花の中には薬効のあるものがあり、たんぽぽは健胃剤、あじさいはせき止め・解熱にきくと言われます。したがって花のワインはムードと健康に役だつ、理想のドリンクといえましょう。
最近は通勤ラッシュ、人ごみで、外へ出れば心安まる暇もない毎日。そんなとき、あなたの好きな音楽などを聞きながら、紅ばらのビロードの舌ざわりを楽しんでください。

ラグジュアリーな一杯ですね・・・!
オトナなデートにどうですか?

しかし紫陽花は危険です。紫陽花には一部毒を持つ個体もあるそうで、中毒症状に嘔吐や痙攣、めまい、呼吸麻痺などがあげられます。マネしないでくださいね。

タフなからだをつくる

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牛肉ドリンク

牛肉(赤身角切り)50グラムをジューサーですりおろし、にんじん1/2本とミカン1個のジュース、ミルク90ccを加えてかき混ぜていると、ハシに肉の筋がついてくるので、それを取り除いて卵黄1個を加え、塩・コショウ各少々で調味する。これは週1度くらいが適当。

だいこん液

だいこんの切り口に、包丁の先で小さな穴をあけ、ぎんなん3個を詰めて、おろし金で、ぎんなんがなくなるまですりおろす。これにおろししょうが少々を加えて、ふきんで絞り、汁に熱い湯を注いで、蜂蜜少々で甘みをつける。

いろいろすりおろしてスムージー的な雰囲気かと思いきや、飲むのは絞り汁なんですね。

ツッコミ所が多くてこんなレシピが載っていていいの?と疑うドリンクです。
強そうなドリンクですが、飲むのにかなり勇気が入りますね笑
仮に本当にタフになれたとしても、美味しそうではない。
マネしてる人いるのかなあ・・・

なかなかトリッキーなレシピが多いレシピ本でした。バレンタイン、例年と違った雰囲気を演出したい方にはおすすめです〜

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