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気分でハンドル、替えてみますか。(1)

こんにちは。皆さん、その日の気分で、クルマのハンドル、替えてます〜?
えぇ、えぇ、私は、替えてました(過去形…泣)。
これは、古いクルマに乗る人には、ホント、おススメです。

今のクルマは、エアバッグとか、オーディオのスイッチとか、ステアリングに色々とスイッチが付いてるので、気軽に替えられない。しかも、スポークのデザインが選べない。寂しいっちゃ寂しいですよね…。

でもちょっと昔のは、

ネジ6本緩めて、ホーンボタンの配線を手で引っこ抜くだけ

で、簡単にステアリングが外せるんですよね。付けるのも、逆の動作をするだけ。10分もあれば交換できます。

何でわざわざ取り替えるかって?
お客さん、ヤボなこと聞かないの。
例えば、こんな理由です。凄っごく、変わりますよ!

・握りの細いステアリングに替えたら、運転がより繊細な行為のように感じられます。ハンドルが重くなる感じはしますが、もっとクラシックなクルマを運転してる気分に浸れます。

・径が小さいステアリングに替えたら、ハンドルは(これはホントに)重くなりますが、ハンドリングがクイックになります(なった気がします)。

・革巻きからウッドステアリングに替えたら、操作に対するダイレクト感がすごく上がるんです!ソリッドというのかリジッドというのか。振動も結構来るようになりますが、それがまた、

イイんです。

(スベりやすくなるかと思いましたが、全くそんなことなかったです)

・ディッシュタイプといって、スポークが奥まっているものを付けると、ハンドルが手前に来ます。これも結構、気分変わります。シートをズラしたら一緒だと思った人、チッチッチ。ペダルの位置は変わらず、ステアリングだけ手前に来るのがミソなんです。

・ラリーのチャンピオンカーのステアリングに替えたら、その日はそのクルマ、チャンピオンカーやん!(妄想入っております)

クルマって外観も大事だけど、

運転するときに目に見える部分とか、直接手に触れる部分って、スゴく重要ですやん?

それが、クルマを買い換えることなく、ハンドル替えるだけで、あたかも違うクルマに乗ってるような感覚が味わえるんですから、なおさら良いでしょ!

さて、写真は、今は手元を離れたかつての(泣)私の愛車。
この写真で、何というクルマか分かったら、相当、好きな人だと思います。車種が分かった方、コメント欄にお願いします!
でこれが、ノーマルのステアリング。
これはこれでいいんですよ、なかなかない、カッコ良いデザインです。

だけど「握り」の断面が真円じゃないんですね、ちょっと平べったい感じ。
私、握りは細身で真円なのが好きです、なんか途中で太くなったり、裏に指がかかるような凹凸があったり、サムレストのようなデザインのやつはあまり…。

それで私、昔のステアリングで、カッコ良いと思ったモノはモデル名をメモったりして、いつか手に入れてやろうと思ってました。
やはりこういう時にありがたいのは、ネットオークション。根気よく探しまして、こんなやつとか、

(写真:イタリアのアバルト製。箱は違うモデルのものです。これは本革巻きじゃなく、ウレタン。縫い目はモールドです。フィアット131あたりの角ばったクルマにドンピシャ似合うと思うんですよね)

こんなやつとか、

(写真:ヌッチオ・ベルトーネbyベルトーネ。こんなスポーク、なかなかないですよね。見えませんがスポークにヌッチオ(カロッツェリア・ベルトーネというデザイン集団の創始者ですね)のサインの入ったこのシリーズは、スポークのデザインが何種かあったようです。2本スポークは剛性に不安を感じるかもしれませんが、十分でした)

落札してきて、しょっちゅう、取り替えてました。
今回ご紹介したステアリングは、リセールして、今は手元にないものですが、別の機会に、今も手元に残しているお気に入りのステアリング(探せばまだ手に入ると思います)や、買ってきたステアリングをより良くする方法、ご紹介したいと思います。

ご紹介していくステアリングは、今でもたまに、ネットオークションで見かけますので、まだ絶滅していないと思います。参考になりましたら幸いです。それではまた!


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