名車のせいで映画が入ってこない。BMW3.0CSL。
正月に撮り溜めておいたダニエル・クレイグの映画「ナイブズ・アウト」を見てたんですが、名車が出てくるんですね。
それがカッコ良くて、ストーリーが入ってこないっていう。推理モノなんで、1場面見逃すと、ストーリーわからなくなるんですけどね。
しかして、そのクルマは、
BMW・3.0CSL!
コイツが映画で効果的に使われてるんですよね。クラシックだけど速いって設定で。
出てくるシーンには、映画制作者の、このクルマに対するリスペクトを感じます。トバすだけじゃなく、手前にアップで置いたり、急転回させたり。
実際、ホンモノも速かった。
なんと、73年から79年までの長きにわたり、ヨーロッパ・ツーリングカー選手権のチャンピオン。
ビーエムでは、後の6シリーズが“世界一美しいクーペ“なんて呼ばれてそっちもいい↓。
うーん甲乙付け難い。どちらもサイコーにイカす。
ところで最近、3.0CSLの復刻版が出たのですが、↓
何というか、初代の持つエレガントさが…
まったく無い。
ボクが商標権持ってるわけじゃないケド、これを3.0CSLと呼んでほしくないなあ…
で、映画の方に戻りますと、クルマは全くの脇役で、コリに凝ったプロットで大変面白かったです。
皆さんもクルマにもチラと目をやりながら、お楽しみください。
それでは、またー。
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