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名車のせいで映画が入ってこない。BMW3.0CSL。

正月に撮り溜めておいたダニエル・クレイグの映画「ナイブズ・アウト」を見てたんですが、名車が出てくるんですね。

それがカッコ良くて、ストーリーが入ってこないっていう。推理モノなんで、1場面見逃すと、ストーリーわからなくなるんですけどね。

しかして、そのクルマは、

BMW・3.0CSL!

(3.0CSL。1972。全長4,660mmと
結構長いのですが、コンパクトに見える。
知的にも、スポーティにも見える。
名車中の名車じゃないでしょうか。)
※大きく見える(見せる)クルマより、
小さく見えるクルマの方が、
カッコイイ率が高い(私見)。


コイツが映画で効果的に使われてるんですよね。クラシックだけど速いって設定で。
出てくるシーンには、映画制作者の、このクルマに対するリスペクトを感じます。トバすだけじゃなく、手前にアップで置いたり、急転回させたり。

実際、ホンモノも速かった。
なんと、73年から79年までの長きにわたり、ヨーロッパ・ツーリングカー選手権のチャンピオン。

(手持ちのミニカー。カッコいー!)

ビーエムでは、後の6シリーズが“世界一美しいクーペ“なんて呼ばれてそっちもいい↓。

うーん甲乙付け難い。どちらもサイコーにイカす。

ところで最近、3.0CSLの復刻版が出たのですが、↓

(“M“カラーのグラフィックと、
後付けフェンダーに頼った感のある、
お世辞にもエレガントとは言えない外観…)


何というか、初代の持つエレガントさが…
まったく無い

ボクが商標権持ってるわけじゃないケド、これを3.0CSLと呼んでほしくないなあ…

で、映画の方に戻りますと、クルマは全くの脇役で、コリに凝ったプロットで大変面白かったです。
皆さんもクルマにもチラと目をやりながら、お楽しみください。

それでは、またー。



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