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ヴォーリズ建築を巡る。関西建築散歩。

ウィリアム・メレル・ヴォーリズは1905年、何もない八幡駅にたった一人で降り立った…

滋賀県近江八幡市。
建築好きとして一度訪れてみたかった街。
最初に訪れたヴォーリズ記念館↓の紹介ビデオは、こんな出だしから始まります。

(最初に訪れたヴォーリズ記念館。
見学には電話で事前予約要。
近江兄弟社さんが運営されてます)

建築家として有名なヴォーリズさん。地元米国カンザス州から建築の勉強のためMITに進学する予定が家庭の事情で叶わず、キリスト教布教と英語を教えるため、若干24歳、身一つで見ず知らずの日本にやってきて、多くの仲間を作って近江八幡の発展に尽くし、多くの事業を成功させ、日本各地に名建築を残しました。

ここでは、その奥様である一柳満喜子さんやヴォーリズさんと直接接した館員さんが、感慨深く当時の様子を交えて説明してくださいました。

次に訪れたのは、旧八幡郵便局。↓
ヴォーリズ建築の特徴は、温かみのある洋館に和の様式も取り入れたこの感じ。

(当時の近江八幡にこの佇まいの建物は、
相当モダンだったことでしょう)
(郵便局の仕事場と窓口を想像させる1階。)
(裏庭に面したこの箇所は、日本家屋のような。)
(そして階段を登ると…)
(昔の局員さんの仕事場。電話交換手さんが
ズラっと並んで仕事していたそうな。)

近江八幡のヴォーリズ建築は他にもたくさん。1日では回りきれなかったので、いつかまた訪問したい。

あ、そういえば、先日、京都を訪れた際、綺麗だなあと思って写真に撮ったこの建物。↓

(夕暮れ時の空の色と、明りの灯り始めた街に、
幻想的ともいえる素晴らしい建築が映えます。)

知らず知らずに惹かれたこの建物も、調べてみると、ヴォーリズでした。

(1945年竣工ってことは…77年前の建物ですよ!)


この建物で今でも食事できるとは。
幸せだなあ。今度行ってみたい。↓

それでは、またー。


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