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次元大介とROLEXが選んだ時計、"ゼニス"のスゴさ。
ROLEX「が」選んだ時計、って意味がわからないかもしれませんが、実は最近高騰しているロレックスのクロノグラフ(ストップウォッチ付腕時計)"デイトナ"は、少し前までは他社の機械(ムーブメント)を搭載していたんですねー。
1. ロレックスが選んだ、ゼニス。
それが、スイス🇨🇭のゼニス(ZENITH)社の、エル・プリメロってムーブメント。↓
↑部品の一つひとつが美しく、ムーブメントに魅入ってしまいます。
ロレックスなりに設計変更して搭載したらしいので、ゼニスが特注エル・プリメロとしてロレックスに収めていたのか、ゼニスから納入されたエル・プリメロをロレックスが改造していたのかは知りませんが、いずれにせよ、
デイトナを買った人のお金の一部は、ゼニスに行ったってことです。
それほどスゴいムーブメントだったんですね、実際。
何と言っても、ついこの間まで、実用腕時計としては他にどこもマネできなかった36,000振動(1秒に10振動)という超ハイビートを高い耐久性で実現したんですね、1960年代に。
それまでの最高は28,800振動。
ということは1秒に8回の振動ですから、クロノグラフといっても、0.125秒刻みしか計測できない。
仮に100m走を測れば、10秒0の一つ手前は、9.875、その前は9.75になるわけです。
これがエル・プリメロならば、10秒0の前は9.9、9.8、9.7と測れる。
針の動き方も違います。10振動の方が小刻みに動くから、よりスムーズに動きます。
耳を付けて音を聞くと、チッチッチッって感じじゃなく、チチチチチ…って感じ笑。
あとね、マニアックですが、ボタンの押し心地もヨシ。コシがあるっていうかね。パチンって感じでメリハリが効いてる。"カスっ"ていう感じの機械もありますから。
しかもね、私も20年ほど使っている、同じエル・プリメロを搭載したゼニスブランドのクロノグラフは、デイトナに比べれば、何分の1?ってくらい、安かった。もちろん高品質ですよ。ロレックスというブランド料もあるのでしょうけど、ちょっと前のゼニスは今でも、デイトナと比べればですが、ずいぶん安い。
「性能で」デイトナを選ぼうとしている方なら、ゼニスも一考の価値があると思います。
2. 次元大介も選んだ、ゼニス。
あと、知らなかったんですけど、ルパン3世の次元大介も、ゼニス・エルプリメロを選んでいたんですね!しかもそのゼニスが今も買えるっていうじゃない(波田陽区)。リンク貼っておきます。
しかし拳銃といい、クルマといい、この作品の関係者はホント、メカ好きですよねー↓
それでは、またー!
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