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デザイナーズ・バイクⅢ。(マッシモ・タンブリーニ編)

このシリーズ、3人目にして、ついに出ました、正統派・イタリアン・スポーツバイク・デザイナー、というかエンジニア、

マッシモ・タンブリーニ。

代表作はなんといってもコレでしょう!
ドーン💥

ドゥカティ・916。94年デビュー。

いやー、なんちゅうカッコいいバイクでしょうか。もはや言葉は不要なほど美しい。しかも速い。4度のスーパーバイク・チャンピオン獲得。

ワタクシこれを見て、バイクに興味を持ちました、と言ってもいいくらいでして。しかし中免のため乗ったことなし。実家の裏のお兄さんが持ってたのに…泣。

ところでドゥカティを一時期傘下に収めた"カジバ"もこんなの出してましたよ。↓

CAGIVA・MITO125。

完っ全に、916のパクリやん!

と言うなかれ。
コレも同じくタンブリーニさんのデザインなので、全くもって、

良ーんです!

しかもコレ125ccの2スト・シングルと、エンジンの排気量や形式が916と全く違うから、乗り味は全く違うでしょう。(916は916ccの4スト・L型ツイン)

最近ではコレでしょう。↓

MVアグスタ・F4。98年。

以後20年以上、ほぼカタチを変えずに現役です。

デザインだけでなくシンプルさがかえって鮮烈なカラーリングにもヤラれました。

で、ペイント屋さんに、この色で塗ってください!ってお願いしたヘルメットがこちら。↓

さあ最後は、とっておきをご紹介。

86年デビューの、これです! 
ドーン💥

ドゥカティ・PASO (パゾ)。

全面完全カバーのカウルが衝撃的ですが、そこに、

"Controlled Air Flow"

って書いてあるの、わかりますか?

"制御された空気の流れ"

って、そのまんま書いちゃった!

"よくできるサル"

とか書いてあるTシャツまがいだ。
(全然違うか笑)

でね、バイク乗りなら、このデザイン見たら、メーター周りが気になるでしょ。


こーなってます!

イーネ!(by 剣さん)

注目は、ウインカーの裏に配されたミラー!後ろ見えるのかなこれ。
それと、ハンドルが生えてる穴!

ホント、カッコいいバイクを作るセンスに溢れた方なんですが、残念ながら、2014年に亡くなられました。

最後に、パゾで、

ウィーーー!

それでは、またー。

サポートいただけるなら、グンとやる気出します。