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カッコ良さにこだわるデザイントーク。

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見た目のカッコ良さにこだわる、プロダクトデザイン等に関する言いたい放題。
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#スーパーカー

雑誌は新型車の批判はしないものだと思ってた…が!

・僕は仕事でnoteを書いてるワケじゃないから、本音が言える。 ・同時に、読んでくれる方が不快になるような悪口は書かないでおこうと思っている。 ・一方で、未来につなげる意図を持った前向きな批判ならば書いて然るべきだし、そこまで封印してしまったら、逆に世の中が不健康になると思っている。 ・クルマが大好きだが、自動車作りに携わる人間ではない。 と、最低限の前置きを置いたうえで本題に入りますが、 僕には、トヨタの新型スープラは、全くカッコいいと思えない。どころか、仮にお値

昔のマセラティは、超カッコ良かった。

ワタクシ、数十年来のイタ車ファン。 マセラティは当然、スーパーカーブームを支えたレジェンドメーカーの一つ。 しかし! 最近のはどうも…。 ずんぐ○したGTと、お○持ち用SUVのメーカーになってしまったような… あと、音。原付と同じスピードなのに200km/h出てるかのような爆音はどうも…。 なんか、純粋なスポーツカー好きを遠ざけるようなラインナップと仕様になっているんですよね、最近。僕にとってマセラティはもはや、スポーツカーメーカーではなくなった。 そこで是非、カッコ

カッコ良い「空気取入れ口」一覧。

こんにちは。今回は、先日開催されたオートモビルカウンシル2022で見かけた、カッコ良いデザインの「エアインレット/アウトレット」をご紹介。 なんかマニアックですけど、一昔前のカーデザインって、こういうディテールもイカしているんです! ということで、今回はクルマの穴にこだわってみました。 それでは、またー。

オートモビルカウンシル2022でネオクラ・バブルを実感した。

ワタクシ毎年、ネオクラシックカーが集結するこのイベント、楽しみにしているのですが、今回はコーフンと同時に、ガックリきた側面もありましたのでご報告。 1.アガる編。いやー、やはりカッコいい車を見るとテンション ダダ上がりになります。何台か、どうぞ。 再認識したのは、少し前のクルマってやはり、コンパクトだなと。これなら山道に走りに行きたくなる。 なんと言っても、タイヤが小さい。展示されていた昔のスーパースポーツは大体、14インチ。大きくても15インチ。タイヤが小さいから、ボ

GMAのT.33。スポーツカー好きの心を分かっている。

今回ネオクラシックスポーツカー好きの目線でご紹介したいのは、 GMA(ゴードン・マレー・オートモーティブ)の、T.33。70〜80年代のF1マシンの設計や、市販車ではマクラーレンF1の設計で有名なエンジニア、ゴードン・マレーさんが立ち上げたGMA。そのGMAが新発売し即売り切れたT.33というモデル。 ワタクシ、このモデルには、スポーツカー好きを刺激するいくつかのメッセージが込められていると思うので、是非紹介したいのです! 1.デザイン/ネーミング/エンジンに込められた

目撃。なんて車か、ご存知ですか?

先日、テンションの上がる、このクルマの後ろ姿↑を目撃したんですね。 タダ者ではないですよね。このオーラ。何という車かご存じでしょうか? 私も、すれ違って後ろ姿をチラッと見ただけだったのでちょっと分かりませんでした。 しかし!その何時間か後に、同じ車に遭遇したんです!今度は前が見れた。これです!↓ うへー、カッチョいい!で、このフロントを見た時、旧いマセラティか、ケン・オクヤマさんのデザインかどっちかだと思って調べてみた結果… 答えは、ケン・オクヤマさんのコード・9っ

スポーツカーでも、ぽってり小径タイヤで、いーんです。

最近のスポーツカーって、タイヤの直径が大きすぎ&タイヤが薄べったすぎのような気がしませんか? (ランボルギーニ HPより。ニュー・カウンタック。メチャクチャカッコいいんですが、タイヤのデカすぎ感) ↑ 前20インチ。後ろ21インチ。21インチですか! このタイヤのデカさに合わせて全体をバランスさせるには、クルマのサイズをデカくする他無いと思います。 新型カウンタックは全長4,87m。初代カウンタックは4,14mですから2割近く大きい。 ちなみにこのトレーラー↓のタイヤは

復活したニュー・ランボルギーニ・カウンタックの誕生秘話(推測)!

まずは大好きなスーパーカー、 ランボルギーニ・カウンタックの復活に素直に拍手を送ります! ブラボー! ドンドンパフパフ!🎉 あちこちに初代へのオマージュが。 中でも、デザインをコテコテにしがちな最近のランボルギーニが、初代をリスペクトしてすっきりスリークに仕上げたことは素晴らしい。 ただ、デカい。タイヤも巨大だから、初代のような平べったいボンネットは再現できない。↑ 初代との大きさの違いはこのCGで良くわかる。ほーら。↓ まるで大人と子供。 しかしそんなことより、復

ヘッドライトのデザインが最高かつ、今買えるクルマたち!!

古今東西、カッコいいクルマのヘッドライトというかフロントマスクは沢山あります。 最近はコンピュータでデザインするので、もの凄く変わった(変な?)デザインが結構ありますが、とにかく今回は、昔のクルマを含めて、いろんな工夫を凝らしたカッコいいヘッドライトのクルマをご紹介。 ただ、単にカッコいいだけではアレなので、 なんと!現役の売り物(=買えるクルマ!)にこだわって、ヘッドライトのタイプ別にご紹介! と言っても、 安心してください!ヘッドライト以外の全体のスタイリングなども

ストライプの鬼。

仕事の虫。サーキットの狼。そして、ストライプの鬼(笑)。 ということで(何が?)、クルマの世界をカッコ良く彩る要素の1つ、ストライプ。 今回は、皆さんのクルマのイージーチューンのインスピレーションが湧くように、身近で、かつお安く、見た目をカッコよくできるストライプに、鬼のようにこだわって、ご提案してみます。 1. ピンストライプの鬼!まずは、ピンストライプ。ピン(針)のように細いストライプって意味ですね。 ピンストといえば、野球ならヤンキース、 クルマの世界ではこれでし

ワクワクしない東京モーターショーなんて。

いやホント、東京モーターショーって、様変わりしましたよね。 誤解を恐れずに言えば、あれは、モーターショーというより、 東京コミュニティーショーとか、 東京スマートシティーショーと言った方が良いような…。 つまり、メーカーイチオシのコンセプトカーが、外形的なデザインよりも、人の生活とか、都市の環境とか、そういうことに寄りすぎのような。 果たしてクルマ好きが、乗せられるためのクルマを観に行くかなぁ? 何がいけないの?って、 そりゃ、カッコいいコンセプトカーが減りまし

コトよりモノが先。〜ヨーロッパとNSR。

これからはモノよりコト消費だ!とか何とか耳にしますが、それは置いといて、最近の世の中、 モノへのこだわりが薄まりつつあって良くないんじゃないかと思います。モノに関心を持たないと、コトは始まりませんし。 モノの良さを知ってもらえたらなー、というのが、ボクがノートを書く1つのモチベーションになっています。 なので今回は、私がクルマやバイクを好きになった理由を、そのへんにからめてご紹介させて頂きたいなと。 何を隠そう、ワタクシ、学生時代の途中まで、クルマもバイクも、"まあ、好

マルチェロ・ガンディーニ。

マルチェロ・ガンディーニっていう、 カーデザインの天才がいます。今回ご紹介するのは、そのガンディーニがデザインした、 ランチア・ストラトス・ゼロ。名前にはランチア・ストラトスと付いてますが、その後完成したストラトスはこれですので、↓ これもめちゃくちゃカッコイイですが、 ストラトス・ゼロがベース車だとは言えないでしょう。 全然、違うクルマです。どっから見ても独創的。 どうやって乗るの?と思いますよね、ドアがないので。なんとこうやって乗ります↓。 戦闘機と並べて撮り