パネラーと共有しておきたいこと
パネルディスカッションのファシリテーターとして、パネラーと共有しておきたいこと考える。
パネルディスカッションとは、テーマについて、パネラーが異なる意見や立場を表明しながら討論するものと認識している。Aというテーマについて、パネラーが賛成か反対かの立場を決め、自分の考え等を表明しながらも議論していくといったイメージである。
しかし、私の参加してきた教育界のパネルディスカッションの多くは、パネラーが「異なる意見」を表明し、議論を戦わせるというスタイルではなく、「異なる視点・立場からの意見」を出し、テーマについての考え方や視野を広げたり、今後の取組について考えたりするものであった。
今回、私がファシリテーターで関わるパネルディスカッションは、「ウィズ・コロナの働き方改革の在り方」というテーマ、パネラーは行政・学校・地域の方等であることを考えると、後者のパネルディスカッションのスタイルにするのが適切であろう。
パネラーには、事前にどのようなことを話題にしたいか聞いておくことも必要になってくる。行政・学校・地域の立場で「ウィズ・コロナの働き方改革の在り方」について「大切にしたいこと・課題」等は違うはずである。
これらのことを簡単に聞き取り、特に話題にしたいことをあらかじめ聞いておく。その中から出てきたいくつかのキーワードを協議の中心に据えるようにしたい。
また、当日は、行政・学校・地域、それぞれの取組状況や現状、改善のための取組、考え方等について詳しく聞く。
今回のパネルディスカッションのねらいは、「ウィズ・コロナの働き方改革の在り方」をテーマに、立場の異なるパネラーから、様々な視点から意見等を出してもらい、働き方改革の考え方や視野を広めたり、今後の取組の改善につなげたりできるようにすることである。
以上のことを事前の打合せで共有したい。
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