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授業分析の視点

授業の構成要素は「指導過程」「指導技術」「指導形態」の3つである。

これらが有機的・総合的に組み合わさり、授業が成立する。                        授業の目標が達成できれば、3つの要素が効果的に組み合わさっていたということになるだろう。

目標を達成したかどうかについては、子どもの事実で判断する。               道徳科でいうと「一元的な見方から多面的な見方ができるようになったか。」「自分の考えをより深めることができていたか。」などを子どもたちの振り返りから見取ることになる。

3つの要素をもとに授業分析をする際には、以下のことを振り返る必要があるだろう。

指導過程 : 学習指導過程の学習活動は、本時目標の達成に向けて一貫性のあるものになっているか。

指導技術 : 学習活動の質を高めるための指導技術が効果的に活用されているか。

指導形態 : 指導形態は、一人一人の理解や思考を深めるために効果的に組み合わされ、学習活動の質を高めているか。

これらの授業分析するためには、教材研究が大切になってくる。

とりわけ、授業分析に耐える教材研究をするためには、やはり、子どもの実態の把握と適切な目標の設定が最重要である。

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